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38 終幕 ページ39

バンッ!!!
大きな音でドアが開いた。
「なっ!!!誰だテメェ………って、お前は、潮江……」

「潮江……先輩だろうが!!このくそ野郎ども!!」

「「ひイィッ!!」」

「いーや俺たちは、大人数だ。数で言ったらこっちの方が有利……。」

「いけいけどんどーーん!!」
「勝負だーーー!!」
「アーヒャヒャ!!」
潮江先輩の後ろから、複数の先輩が出てきた。
どの学年達も恐れている怒らすと怖い化け物先輩達が出てきた。

「おい、お前ら 大人数がなんだって?その、汚い手で俺のダチの立花仙蔵に触るんじゃねぇ!!」
潮江先輩は、本気で怒った。私の髪の毛を引っ張ってた 女子は、隙を見て逃げようとしたが……。

「おい、そこのドブス共が。」
鉢屋先輩と尾浜先輩が、女子を止めた。

どうやら、二年生は 久々知先輩の応援があったらしい。
「大変、可愛い顔に傷が付いてるじゃない。この、喧嘩が終わったら すぐに保健室に行きましょう。スカートも、こんなんになっちゃって……よく、耐えたね。」
「Aよく、頑張った!」
雷子先輩は、ティッシュで応急処置として血を拭き、竹谷先輩は上着を私の破れたスカートにかけた。

「仙蔵、大丈夫かい!?鼻血が沢山出てるじゃないか。」
「あぁ、大丈夫だ伊作。」

すると、ドアから男の子が入ってきて私の方に向かって来た。

喜八郎くんだった。
「A……ッ……。」
喜八郎くんは、私に抱き着いてきた。
顔はうずくまってて見えないがどうやら、泣いている。
「立花先輩も……ッ……ウッ……」

「喜八郎くんのお陰で見つけることができたのよ。」
と、雷子先輩は 微笑みながら言った。
立花先輩は、私達の元に来た。
「ありがとう喜八郎。Aも、私を助けようとしてくれてありがとう。」
先輩は、私達の頭を撫でた。
私は、堪えてた涙が溢れ出た。

その後、先輩と私は保健室に行った。
三木子と、浜くんと、滝夜叉丸くんと、タカ丸さんがこっちに来た。
三木子は、大泣きして私に抱き着いた。

喜八郎くんは、涙目でずっと私の腕に抱き着いてて離れなかった。

立花先輩と同じクラスの、潮江先輩も
「早く気付けなくてごめんな。」と、先輩と話していた。

その後、先輩と私に暴行をふるった2年生の生徒は停学になった。

これにて、事件は終わった。

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設定タグ:忍たま , 現パロ , 綾部喜八郎   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (8月14日 21時) (レス) @page40 id: bcec8c1963 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 続きが読みたいです。 (2020年4月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 02498dbfba (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 続きめっちゃ気になります!毎日楽しみに待ってます! (2019年7月11日 19時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - 面白いです!もう色々と設定とか大好きです。綾部くんと孫兵くん可愛い。立花先輩美しい。 (2019年6月18日 4時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
pukipukibayo(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 読んで下さりありがとうございます。ふふふ それは、後からのお楽しみです。これからも、気長に更新していくのでどうか恋罠を宜しくお願いします。 (2019年5月4日 9時) (レス) id: e62a57e8a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pukipukibayo | 作者ホームページ:http://aka  
作成日時:2019年5月1日 16時

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