【文豪ストレイドッグス】何でもします。だって探偵社だもん。

依頼:文豪が莫迦にされたから「私が惚れた人 莫迦にすんじゃねーよ」って顔面を蹴り飛ばしてみた。 ページ36

菜津♪様のご依頼です。ありがとうございます。


______…

中島敦
「へ…」

Aさん…と感動してくれる。でも、正気になり、ええええ、と叫ぶ。でも個人的に…夢主いけめん。
「あ、ありがとうございます…で、でも! あの人、痛そうでしたよ‼」



太宰治
「Aちゃん…君って子は…」

ふふ、と小さく笑う。嬉しいのだが、顔面まで…とどういう表情で居れば善いのか判らなくて苦笑い。
相手が去って行った後、夢主を後ろから抱き締める。
「ふふ、Aちゃんがそんな事思っててくれたなんて…嬉しいよ」



国木田独歩
「お、お前…」

驚いて一歩退がる。てっきり褒めてくれるのかと思ったら……「莫迦者ォォオ‼‼」と叱責の嵐。こっちが驚くわ。でも、ほんのり耳が赤いのが見えた。
「莫迦にされたと云えど相手は民間人! それの顔面を蹴るだなんて………まぁ、あ、ありがとう…」



江戸川乱歩
「はぁ、こうなる事は予想してたけど…」

溜息を吐いて帽子を抑える乱歩さん。
でも、何処か嬉しそうな表情。ツンデレか。
「あんなの、無視しておけば良かったのに、」



宮沢賢治
「ッ…Aさん…」

ぷるぷると震えながら夢主の肩を優しく叩く。
怖かったのかなと思い、顔を覗き込むと…
「それ以上やってしまったら…崖から落とされますよ…?」…心配してくれてるんですね。



谷崎潤一郎
「ぅきゃッ、…Aちゃんッ」

こんな夢主初めて見たというのと、「惚れた人」という言葉に思わず小さく声を上げる。…だがな、問題がある。毎回云ってる気がするけど…ぅきゃッてなんだ⁉女か⁉私よりも女か⁉
「そ、それくらいに…! ……Aちゃん、ありがとうね」



芥川龍之介
「…ッ⁈」

急すぎて驚いてるんですね。そりゃビビるでしょうけど。でも、直ぐに無表情に戻る。
「ふん、あんな者、僕が八つ裂きにしてやったと云うのに。」



中原中也
「…は、可愛らしい事、云ってくれんじゃねェか」

微笑む。幸せそうに。悪口云われた筈なのに、晴れ晴れした表情。イケメン。
「俺は嬉しいぜ? お前があんな事云うなんて…」





______以上。依頼報告ヲ終ワリマス。
菜津♪様、お気に召されましたでしょうか。

依頼:路地裏で昔のいじめっ子に「お前が死 んでも誰も悲しまないよ」と首を絞められたら。→←依頼:人外だったら。

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