Jr.high 13 ページ5
ただ今ご乱心のA様。
いつもの優しい雰囲気とは一味違い、偉そうに椅子にふんぞり返っている。
しかし、眠そうなとろんとした目をしているため全く威圧感が無く、子どもが威張っているようにしか見えない。
峻「Aさまー？おねむですかー？」
『眠くないもん！！』
悠姫「あはは、何これA様ちょー可愛いんですけど！！
伊武崎なんか餌付けしてよ？」
峻「ほら、スモークチーズだぞー。」
青木「野菜のかき揚げもあるぜ！」
佐藤「子どもは海老フライ好きだろ？」
そう言うと各々Aに自慢の料理を食べさせていく。
『むむ！！！いっぺんに食べさせるでない！！』
口に料理をたくさん詰められ、モグモグしながら飲み物をよこせと要求するA。
涼子「それなら．．、ねぇA、様？
よかったらこれを。」
『．．さっきのと違う、これは何だ？』
涼子「お米で作ったジュースです。」
新たな飲み物の登場に、皆の注目が集まる。
恵「それって日本酒じゃ．．」
峻「様子見てみようぜ？」
そしてAは涼子からジュースを受け取ると、勢いよくぐいっと一気に飲み干した。
『．．．』
涼子「どう、かしら？」
『．．ふむ』
寮生「．．！！？」
皆はゴクリと唾を飲み込み、Aがどんな反応を見せるのか待つ。
緊張の一瞬である。
『．．おいしい、れすっ』
そう言うとAは、今度は急に泣き始めてしまった。
寮生「えええー！？？」
まさかのキャラチェンジに驚く一同。
一色「あはは、
峻「いや、どういう解釈だよ！？」
悠姫「何でも属性ってつければいいもんじゃないでしょ？」
『ふぇーん、みんなのお料理、すごく、おいしいですーっ、ｸﾞｽｯ』
一色「よしよし、良い子だね？たくさんおたべ？」
恵「あわわ、Aちゃん泣かないで！」
皆の前では、裸エプロンの変態が泣いている美少女をあやしているという、何とも異様な光景が繰り広げられている。
丸井「．．どうなってるんだろう？」
峻「とりあえず分かったことは、
あいつ、」
寮生「めっちゃ酒弱いな。」
こうしてAの意外な一面が露呈しながら、極星寮の夜は更けていくのであった。
ちなみに他の
それはまた別のお話。
※これはあくまでもジュースです。
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篠。(プロフ) - マタタ火さん» マタタ火様、この件に関しては年齢の問題(R指定的な意味)もございますので、コメント欄では回答を控えさせて頂きます。どうしてもというのでれば、個人的にプロフィールからメッセージをお願い致します。 (2020年1月6日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マタタ火 - ねえ何を勘違いしたの？生で出すって本当はどういう意味？全然わかんないんだけど調べたら出てくる？ (2020年1月5日 12時) (レス) id: 917dfc6071 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - タケタケさん» コメントありがとうございます！！嬉しいお言葉です〜( ≧∀≦)ノ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
タケタケ - つづきがきになる。 (2019年8月18日 8時) (レス) id: be34724f91 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - 美咲さん» 美咲様☆コメントありがとうございます！アリスちゃんいいですよね！！早く登場させたいです〜(*^^*)これからも頑張ります！ (2019年3月11日 20時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年5月17日 17時
