Jr.high 31 ページ26
竜胆「司が３年になってから機嫌よかったのって、Aがいたからなんだなー？」
司「え？何？」
もうどうせ間に合わないからと、三人は諦めてのんびり教室へ向かっていた。
その途中で、竜胆が笑いながら話し出す。
竜胆「そうと決まれば、この竜胆様が協力してやるぜ？」
もも「もももAのこと気に入ったから、応援してあげてもいいよ。」
司「協力？応援？」
盛り上がる二人に当の本人は、何のことかと首をかしげ、竜胆とももは呆れてしまう。
もも「はぁー。無自覚。」
竜胆「司、おまえ残念なやつだなー？」
それでもなお、何の話？と首をかしげる司に、ももはしょうがないなーと司を導いていく。
もも「どうして司は、Aのこと色々知ってるの？」
司「気になったから調べたんだよ？」
もも「どうして気になるの？」
司「どうしてって、Aは貴重な音楽仲間で、一緒に音楽弾ける人は今までいなかったし、料理も俺と似ているところがあるから、興味が沸いたから、かな？」
竜胆「そもそも司が料理以外に興味持つって、かなり珍しいことだよなー。」
もも「ね、誕生日まで知ってたし。」
司「そうかな？毎週一緒にいたら興味も沸くし、誕生日くらい知っててもおかしくないよね？」
もも「じゃあ、竜胆の誕生日いつか分かる？」
司「．．11月？」
もも「合ってるか分かんない．．」
竜胆「10月！ひどい！さっき言ったばっかり！」
もも「ね、司は興味のあるもの以外、覚えようともしないでしょ？」
司「確かに。」
もも「そもそも、Aのこと誰かに捕られたら嫌でしょ？」
司「捕られる？」
もも「Aに彼氏ができたりとか、仲良い男の子の話されたりとか。」
司「彼氏はいないから分からないけど、Aがお兄さんのこと嬉しそうに話すのは嫌だったな。」
竜胆「身内に嫉妬って、重症だな。」
司「嫉妬？」
もも「嫉妬でしょ。Aのこと好きだから嫌だって思うんだし。」
司「俺がAを？」
司は今までの自分の言動と、ももたちの発言を振り返り、彼の中でひとつの結論が出る。
すると司は顔を真っ赤にしてうつむいた。
ようやく自覚した彼を見て、竜胆とももはなぜか誇らしげであった。
もも「司とAなら美男美女で絶対可愛いから応援してあげる！ふわふわキラキラな感じ！」
竜胆「あたしらに任せろー！」
こうして謎の司の応援隊が結成した。
果たしてこれは吉とでるか、凶とでるか。
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篠。(プロフ) - マタタ火さん» マタタ火様、この件に関しては年齢の問題(R指定的な意味)もございますので、コメント欄では回答を控えさせて頂きます。どうしてもというのでれば、個人的にプロフィールからメッセージをお願い致します。 (2020年1月6日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マタタ火 - ねえ何を勘違いしたの？生で出すって本当はどういう意味？全然わかんないんだけど調べたら出てくる？ (2020年1月5日 12時) (レス) id: 917dfc6071 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - タケタケさん» コメントありがとうございます！！嬉しいお言葉です〜( ≧∀≦)ノ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
タケタケ - つづきがきになる。 (2019年8月18日 8時) (レス) id: be34724f91 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - 美咲さん» 美咲様☆コメントありがとうございます！アリスちゃんいいですよね！！早く登場させたいです〜(*^^*)これからも頑張ります！ (2019年3月11日 20時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年5月17日 17時
