Re:19 ページ23
Aの声に勝敗が決まる。
彼女のお気に入りを作ったのは、城一郎か、それとも司か。
示された結果に、二人が声をあげる。
城司「「負けた．．．．．え？」」
城「え、あれお前のじゃねーの？」
司「俺のではないです、てっきりお義父様のかと。」
城一郎「ちげーよ。そしてお義父様でもねーよ」
二人同時に敗けを認めるという、なんともおかしな状況になる。
皆が首をかしげる中、ある人物が名乗りをあげた。
恵「あ、あの、実は．．
それわたしが作りましたっ」
全員「えええ！？」
まさかの犯人に驚く一同。
恵「ごごごごめんなさいっ！わたしその、お弁当に入れようと思って今朝作って冷蔵庫にいれておいたんですけど、なぜか一緒に混ざってて、おかしいなって思ったんだけど、言い出せなくて。
しかもまさかAちゃんが選ぶなんて思ってなくてっ」
必死に弁解する恵に対して、Aは笑顔で応える。
『あー、恵のだったんだ。
どおりで一番可愛いと思った！上手だよね恵。
それにわたし、ペンギン大好き！』
そう言って笑うAに、勝敗などどうでもよくなる。
城一郎「．．お前との勝負はお預けってことだな」
司「はい」
城一郎「ま、そういうわけで、まだまだ認めてやらねーってことだ。ざまーみやがれ！」
司「はい」
城一郎「それよりもお前、Aに手出してねーだろうな？」
さらりと核心を突く城一郎の問いに、司は返答に迷いながらも応える。
それはもう、とにかく爽やかに。
司「はい！」
城一郎「お、おう。」
寮生「笑顔で押しきったー！」
司のまわりには、イケメン特有のキラキラが舞っている。
城一郎は大きくため息をつくと、なんとか司をぎゃふんと言わせたいと思案する。
城一郎「お前もうじき卒業だよな？」
司「はい」
その返答に、いいことを思い付いたのか、城一郎はニヤリと笑う。
城一郎「Aとの学園生活も終わりだなー。
これからはこの極星寮のやつらと楽しく過ごしていくんだな、なぁA？」
そう言うと司からAを離し、極星寮メンバーのもとに彼女を預ける。
城一郎の意思を受け継ぐ一色。
一色「お任せください！大切なお嬢さんは、僕たちと共に熱い青春を歩んでいきます！」
そう言ってAを後ろから抱き締める一色。
彼の服装は言うまでもない、褌姿である。
こいつが一番厄介なのでは．．？
そう頭を抱える城一郎であった。
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篠。(プロフ) - マカロンちゃんさん» マカロンちゃん様！いつもコメントくださりありがとうございます(o≧▽≦)ﾉすごく嬉しいですっ短編もやりたい放題頑張っていきますねー♪ (2018年4月14日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンちゃん - 本編完結おめでとうございます(o^∀^o)短編も楽しみです♪ (2018年4月14日 20時) (レス) id: 9b4022f271 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - 彩香さん» コメントありがとうございます！なんとも嬉しいお言葉(〃´ω`〃)これからも頑張って参りますので、よろしくお願いします！ (2018年4月6日 14時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新されるのを、いつも楽しみに待っています！！体に気をつけてこれからも頑張ってください！ (2018年4月6日 11時) (レス) id: 0e4dfaa4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年4月4日 10時
