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北斗くんと勉強するときは、いつもこじんまりとしたカフェ。
最初はファミレスとかで勉強してたんだけど、集中しにくいよねってなって北斗くんが通っていたカフェですることになった。
「分からないところあったら聞いてね」
「うん、ありがと」
カフェについて二人で向かい合って座り、各々勉強を始める。
静かなジャズミュージックが流れ、シャーペンがノートを滑る音だけが聞こえる。
最近、自習の時間はよく深澤くんとしゃべりながら勉強してたからか変に落ち着かない。
いつもとなりか前の席のイスをズルズル引きずって「教えてー」と言ってくるのを思い出し、なかなかペンが進まない。
さすがに集中しないと、と無理やり意識を目の前の数学に向けてペンを進めた。
しばらくして、ふと集中力が切れて顔を上げると北斗くんと目が合う。
驚いたわたしの顔を見てクスクスと笑う。
「集中してたね。ひと段落した？」
「あ、うん、」
「ちょっと休憩しない？甘いものでも食べよ」
メニューを差し出され、フルーツタルトにしようかなと言うと北斗くんが店員さんを呼んで注文をしてくれる。
ノートやテキストをまとめてテーブルの上を整理してると、北斗くんの「なんかあった？」って優しい声。
「無理には聞かないけど」
「ううん、何もないよ。今回ちゃんと勉強しなきゃやばいなぁと思って」
「そっか」
わたしがそう言えば北斗くんは何も聞かずに、今回の現代文難しいらしいよとか日本史は選択問題が多いみたいって他愛もない話を振ってくれる。
北斗くんの優しさに救われたと思う反面、気をつかわせて申し訳ない気持ちになる。
すると、タイミングよくケーキが運ばれてきてさっぱりとした甘さのフルーツタルトに少しだけ胸が軽くなった。
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小袖(プロフ) - あ、あまずっぺぇ〜〜〜！10歳若返りました！ありがとうございます！！ (2022年12月1日 13時) (
レス) @page50 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 完結おめでとうございます（ ; ; ）どきどきしまくりました！最高の着地すぎてもうドラマ化していただきたい、、、ナチュラルな高校生活の純愛久しぶりに心にじんわりきてもうほんとに最高の一言につきます！執筆お疲れ様でしたあ！ (2020年8月24日 4時) (レス) id: 9f8332b1bc (このIDを非表示/違反報告)
紫もも太郎(プロフ) - 完結おめでとうございます！読んでいて、こんな学生生活送りたかった〜！！ってすごく思いました！毎回更新が楽しみでした！Twitterフォローさせていただきました！番外編楽しみにしてます！ (2020年8月23日 9時) (レス) id: 3b03e998ec (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が1番大好きで毎日更新されるのを楽しみにしていました！目次にあとがきがあって、え！終わっちゃうの？って思いましたが番外編もあるということでとっても楽しみにしています！ (2020年8月23日 8時) (レス) id: c856d8fa91 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 完結おめでとうございます！ここ最近読んでいる作品の中でも一番更新楽しみにしてた作品でした。最後の最後までドキドキでどの描写もイメージしやすく吸い込まれました。番外編も楽しみにしてます！ (2020年8月23日 4時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちゃん
| 作成日時：2020年7月31日 21時
