30話 ページ32
カ｢嫌、俺はまだやる事があるからA先
に帰ってて｣
貴｢やる事って？｣
カ｢この、刀をあの建物のどこかに収めなきゃ
ならないんだって｣
貴｢私も行く！｣
カ｢でも、先に帰った方がいいんじゃない？怖
いの出てくるかもしれないよ？｣
貴｢でも、1人で帰りたくないし。怖いの出てき
てもカカシが居るから大丈夫。｣(^^)
カ｢分かった。じゃあ、早く終わらせよ。｣(^^)
貴｢うん！｣
一方、旅館ではーーーーーーーーーー
サクラ｢ねえ、イノ。A姉、遅くない？｣
イノ｢そうね。何かあったのかな？｣
ヒナタ｢あっ！ガイ先生が帰ってきた。｣
テンテン｢ガイ先生、Aと一緒じゃない
んですか？｣
ガイ｢はっ！しまった！あの時に、はぐれてし
まった！探しに行かなければ！｣
紅｢その必要は、ないわ。Aの次に出発
するのは、カカシだから。｣
女子全員｢あ〜｣
ガイ〈クソ〜折角、Aと同じになれたのに…〉
一方、カカシ達はーーーーーー
貴｢この建物って、意外と大きいんだね。後、
どれくらいで着くの？｣
カ｢昔、貴族が住んでたらしいからね。後、
1kmぐらいかな？｣
貴｢意外とあるね…でも、今の所何も出てない
ね｣(^^)
カ｢そんな事言ってると、出てきちゃうよ。幽
霊よりも怖いのが…｣
貴｢…そ、そんな訳ないって…｣
ガタッ
？｢み〜つけた。人間の女｣
貴｢…カ、カカシ…｣
カ｢A、捕まって！｣
カカシは、軽々とAをお姫様抱っこして、その謎の生物が逃げた。
10分後ーーーーーー
カ〈やっと、追ってこなくなったか…震えてい
る…無理もないか、あんな物に直接話しかけら
れたら…〉
カ｢Aもう、大丈夫だよ。アイツは、追
ってきてない。｣
貴｢…アイツに、また出くわす事あるのかな？｣
カ｢…分からない。怖いの？｣
貴｢うん。前の魔の国の王子に捕まった時と
同じ感覚だった…｣
カ〈震えが酷くなっちゃったか…〉
カ｢…A｣
ギュッ
カ｢…もし、またアイツが現れても俺が命に変えても守るから。｣
貴｢うん！ありがとう(^^)でも、カカシが居なく
なった困るけどね(苦笑)｣
カ｢ww｣
貴｢カカシ、そろそろ離してもらえるかな？恥
ずかしいよ//////｣
カ｢え〜誰も居ないのに…｣
貴｢//////いいから｣
カ｢分かったよ…所で、Aの好きな人っ
て誰なの？あの時、聞きそびれちゃったから｣
貴〈ギクッ！まだ、覚えてたんだ…〉
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年1月24日 7時
