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宮「あんまり聞きたい話ではないと思うけど、俺はいままでそれなりに翔太が告白されてるのを見てきた。でも、ふった相手のことをあんなに気にかけてるのは初めてでさ」
『翔太さんは、なにを考えてるんだろう…』
宮「わからない。そもそも、どうして付き合えないなんて言ったのかも、俺にはわからないんだよ。
俺がAちゃんの話をすると、本人は無自覚なんだろうけど敵対心を剥き出しにしてくるし
来るもの拒まずだった翔太が、女の子からの誘いを断ることも増えてたしさ…」
『そんなこと、私に言われても…』
宮「そうだよね。やっぱりこれも俺のエゴなんだけど、少しだけ翔太を待ってあげてもらえないかな…？」
『待つって…？』
宮「いまの翔太は、きっと自分から逃げてる」
そう言った舘さんの表情は、いままでにないくらい真剣で、私は無意識に首を縦に振っていた。
宮「ありがとね。俺からも、ちゃんと言っておくから。
新しい恋が見つかるのは素敵なことだけど、少しでも翔太のことが好きな気持ちが残ってるなら、無理に消そうとしないであげてね」
新しい恋なんて出来そうにないくらい、私の心の中に翔太さんは残っていて、捨てきれない小さな期待と、紛れもない現実の狭間で、この気持ちともうしばらく付き合っていくことを覚悟した。
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夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！綺麗に完結できるよう頑張ります！ (2020年5月16日 8時) (
レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく切ないです（ ; ; ）ハッピーエンド期待しております！ (2020年5月16日 1時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！ドキドキしていただけて、とても嬉しいです！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - こうゆう男性ってリアルにいますし、更に渡辺くんなのでかなりドキドキしてしまいました(^^)更新楽しみにしてます！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪 | 作成日時：2020年4月24日 19時
