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『そういえば、明日ってどうしますか？』
渡「んー、××駅に集合でもいい？時期的に車止められるかわかんないから」
『もちろん。大丈夫ですよ』
一緒に帰ると言っても、駅までの短い距離を隣に並んで歩くだけで、すぐに改札までたどり着いてしまう。
もっと話したいし、もっと一緒にいたいのに、そんなことは少しも伝えられないことをもどかしく思うこともある。
渡「それか、このままうちに泊まる？」
『はいっ！！？』
渡「そんな驚かないでよ(笑)」
当の本人は無邪気に笑っているけど、こちらとしては爆弾発言であって、驚かずにはいられない。
ひとり暮らしの男性の家に誘うなんて、どういう意図で…？
『泊まれる荷物、なんにもないし…』
渡「あればいいの？」
『……意地悪』
渡「ごめんごめん。とりあえず、今日はおとなしく帰るよ」
あっという間に私の最寄駅に到着して、楽しそうに笑う彼に何も言えないまま電車を降りる。
『明日は、よろしくお願いします』
渡「うん、よろしく」
私は、それだけ言って優しい笑顔で手を振る彼が電車ごと通りすがるのを見送って、とぼとぼと歩き始めた。
彼は、本当に心臓に良くない人だ。
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夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！綺麗に完結できるよう頑張ります！ (2020年5月16日 8時) (
レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく切ないです（ ; ; ）ハッピーエンド期待しております！ (2020年5月16日 1時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！ドキドキしていただけて、とても嬉しいです！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - こうゆう男性ってリアルにいますし、更に渡辺くんなのでかなりドキドキしてしまいました(^^)更新楽しみにしてます！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪 | 作成日時：2020年4月24日 19時
