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悩んだところで、当たり前のように時間は止まらなくて、今日は舘さんとお出掛けの日だ。
『ごめんなさい、待ちましたか？』
宮「ううん、いま来たところ。って、なんかカップルみたいだね」
待ち合わせ時間の10分前には到着したはずなのに、すでに舘さんの姿がそこにあって、こういう些細なところに紳士を感じる。
宮「相手が翔太じゃなくてごめんね？」
『おっと…？』
宮「ふふふふ。その話がしたかったのが、今日のメイン」
『まじかぁ〜、やっぱり舘さん意地悪！』
日頃から周りをよく見ていて、しかもバイト先でもずっとお世話になっていた、舘さんの目は誤魔化せないらしい。
宮「好きなんでしょ？翔太のこと」
『まぁ、そう、ですね』
宮「いつから？」
『たぶん、最初から』
宮「Aちゃん、一途で健気なんだね」
『なんか、尋問されてる気分』
赤、白、ロゼなど、様々なワインが立ち並ぶ中で、気になるものを物色しながら、聞かれたことに素直に答えてしまうのは、舘さんの雰囲気のせいか、それともお酒のせいか。
どちらでも大きな差はないけれど、誰かに話すことで心が軽くなる気がすることは確かだった。
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夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！綺麗に完結できるよう頑張ります！ (2020年5月16日 8時) (
レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく切ないです（ ; ; ）ハッピーエンド期待しております！ (2020年5月16日 1時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！ドキドキしていただけて、とても嬉しいです！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: cdd597421f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - こうゆう男性ってリアルにいますし、更に渡辺くんなのでかなりドキドキしてしまいました(^^)更新楽しみにしてます！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: b6de7731d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪 | 作成日時：2020年4月24日 19時
