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強引に導いて ページ48
プロデューサーを探しに行く廊下で、衣装部屋に引っ張られる
「キャっ！！」
真っ暗な部屋で鍵がかけられる。
「いやっ、辞めて」
誰かに抱きしめられる
抱きしめられた瞬間に相手がわかって体から力が抜ける。
懐かしい彼の香水
甘えていいのか？とおずおずと彼の背中に腕をまわす
そうすると鼻で笑われる
ねぇ、何か言ってよ。
私怖くて何も言えないの…
あなたがこれから言おうとしてることはなんとなくわかるもの。
だから、この場からいますぐ逃げ出したい
だけど、ここに居てずっと抱きしめられていたい気もする
「ロンジュン…」
私が彼の名前を呼ぶと彼の肩が震えた
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年12月12日 0時
