愛しのクチルズ3 (ページ7)

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俺のこと忘れてる？② ページ7

ふつうに考えて私よりか体重重たいやつがなんで寄りかかってくるのか？

重さに耐えきれず、私がソファの肘置きに頭をぶつけそうになって慌ててジェヒョンの腕を掴んだらしっかり支えてくれた。

ゆっくり二人とも正面向いたまま横に倒れる

ジェヒョンは私の腕に頭を乗せるような形になってる
このうだうだとした絡みも昔のルーキーズの時を思い出す。

ジェヒョンはおかしな態勢のまま携帯をいじり出す

暫くこのままか

私は斜め上にあるジェヒョンの頭部を横目に見る。
今の茶色い髪色好きだなだとか髪の毛の長さも良いし、今日の衣装も似合うなぁ

まじまじと見ていたら、ジェヒョンがチラッと見てきて『見すぎだから』って鼻で笑う

久しぶりだからかな？今ちょっと胸がキュンってした。

待って、もうそろそろ腕が限界かも。
「ジェヒョン！腕痛いから退いて！！！！」

JH『はいはい』
ニヤニヤとしながらソファに座り直して、私の腕を引っ張って自分の肩に私の頭を乗せる

JH『出番まで時間あるから寝てな』

「肩によだれこぼすかも」

JH『ウッハハハハ』
ジェヒョンの低い声特徴的な笑い声が楽屋に響く

この数日仕事で忙しかったから数時間しか寝てないし、寝たいのは山々なんだけど、今ここで寝たら必ずなんかやらかしそう。私はそこまで寝相は良くないし

JH『そうなる前に起こすから』
優しく頭を撫でて自分の肩に持たれかかるようにした

お言葉に甘えてジェヒョンの肩というか腕に持たれるようにして目を閉じる

ジェヒョンの心音が聞こえる

心地いい

ゆっくりと目を閉じた