はじめての気持ち�� ページ3
TL「今までAはメンバーに対してそんなアピールしてこなかったじゃない？」
「今までほんとに嫉妬とか何もなかったんです。急に湧いてきて自分でもよくわからないんです。独占欲ですか？」
TL「僕にはそれが、Aが僕達メンバーに心を許してくれたように思えるよ」
「そうかもしれません。時間がかかったけど、この長い年月過ごしてきてやっと仕事仲間を越えて愛着が湧いてきたのかもしれません………私、ヒョンたちを取られたくないんです。ヒョンたちは、どこにも行かないで欲しいです。離れていかないで欲しいです。」
「だから、だから、私以外のかわいい子について行ってしまわないか不安になってしまうし、私のヒョンを取らないでって嫉妬心が芽生えたのかもしれません」
TL「僕達もAに対して正直に言ってこなかったかもね」
「何をですか？」
TL「僕はAにずっとグループにいて欲しいと思ってるよ。役者としてもモデルとして成果を上げるたびに離れていかないか不安だったよ」
「ヒョン………」
目の前のAはすごく悲しそうな顔をする。
デビューしてから数年してやっとお互いの本音をさらけ出すことができる関係になったね
Aは僕と同じで周りに相談するより一人で解決していくタイプだから、自分の気持ちについてこんなに話したのは初めてかもしれない
「私、いますよ。ここに。ヒョンの隣にいます」
そう言って僕の顔を覗き込んできた。
Aは優しく微笑んでいた
「私はNCT127のAですから」
TL「うん。ありがとう。僕もAの隣に居続けるよ。たとえグループを離れたとしても僕はAの兄であり続けるよ」
「…ありがとうございます。テイリヒョン」
頭をぽんぽんと叩くとスッキリとして表情でイヤモニをつけて舞台に向かう準備をする
僕は舞台に立って歌って踊るAが一番好きだよ。
だからずっとここに居てくれ
この場所で、僕の帰りを待ってて欲しい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 695人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ
| 作成日時：2022年12月12日 0時
