讐-ada- (ページ38)

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収録が終わり、皆楽屋に戻り帰る準備をする。

瑞「あの！Aさんが話しがあるみたいで…」

皆の視線が集まり、皆の前でひざまずく。

『今までのこと…全部私がやったの…』

渡「はっ？！」

宮「今までのって…？」

阿「瑞貴の衣装とか…？」

佐「まさか遥花のやつも…？」

『うん…』

樹「や、Aちゃん何言って…」

『本当に、ごめんなさいっ、、』

声がすごく震える。

深「お前、自分が何したか分かってんのか？」

岩「まじで見損なった。お前の顔なんて2度と見たくねぇわ。早くこっから出てってくんない」

私は立ち上がり荷物を持って楽屋にをでる。

立ち上がる時、瑞貴ちゃんと目が合う。

瑞貴ちゃんは勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。

＊＊＊

北斗side

Aさんが楽屋から出て行った。

岩「まじであいつなんなんだよ」

阿「まさか、ね…」

森「あの、話しが全く読めないんですけど…」

俺と樹以外は何の話か分かっていなく、ポカンとしている。

瑞貴さんの方を見ると、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべている。

瑞「まさかAさんが、やってたなんて…」

北「黙れっ…」

高「北斗…？」

北「今度は何をして、Aさんに土下座させたんですか？」

瑞「え…？何の、こと…？」

深「北斗何言ってんだよ、瑞貴は被害者だぞ？」

瑞「ひどいよ、北斗くん…」

泣き始める瑞貴さん。

ひどいのはお前のほうだろ。

深澤くんも本当、頭おかしいんじゃない？

あんなやつのこと信じるなんて…

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