讐-ada- (ページ33)

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樹side

撮影が終わってメンバー達と話しながら楽屋に戻ると、SnowManの楽屋から飛び出してきたAちゃん。

樹「あっ！Aちゃん、！」

俺の声が届かなかったのか、そのまま何処かに行ってしまった。

泣いてた…？

気になってSnowManの楽屋に入ってみると、いつもとは違う重たい空気が流れていた。

樹「何かあったの？」

阿「瑞貴の衣装が破れてて…」

阿部くんが教えてくれて、その実物を見ると可愛い衣装が無残な姿になっていた。

森「うっわ、ひでぇ…」

京「誰がこんなこと…」

阿「それがAみたいなんだよね、」

樹「えっ？！」

阿部くんの言葉を聞き、走って何処かへ行った北斗。

きっとAちゃんのとこだろう。

岩「まじであいつ許さねぇ。開き直りやがって…」

樹「ほんとにAちゃんがやったの？」

瑞「ほんとよ！私の目の前で、ビリビリに破いたのっ…泣」

出た、この女。

俺の苦手ランキング第1位。

京「まさかAちゃんがこんなこと、」

きょもの言う通りAちゃんがこんなことするなんてありえない。

あいつ(瑞貴)の仕業か？

Aちゃんが泣いてたのも気になるし。

北斗は絶対なんか知ってるはずだ…

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