讐-ada- (ページ14)

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それから何日か後。

渡「お前、俺たちのこと舐めてんの？」

遥「えっ…」

あの時のように翔太くんは突然遥花に突っかかっていった。

『何かあったの、？』

阿「翔太の携帯に遥花が男の人と写ってる写真が送られてきてたんだ…」

『はっ？！』

翔太くんの携帯を覗き込むと、そこには遥花と男の人が恋人かのように写っていた。

深「俺たちさ、今一番大事な時なんだよな。新メンバー入って何かと話題にしてもらっててさ、ようやく知名度上がってきたって時に、これ？」

渡「恋愛するのは勝手だけどさ、一応俺たちアイドルなんだわ。自覚足りてないんじゃねーの？」

岩「まだ記事にはなってないみたいだけど、時間の問題だから」

佐「こないだのも本当は仮病で男と会ってたんじゃね？」

遥花はその場を飛び出してしまった。

『ちょっとまって。色々頭が追いついてないんだけど』

渡「昨日の夜、メールで写真だけ送られてきた」

『誰から？』

渡「知らないアドレスだった」

『そっか…』

宮「写真が写真だし言い逃れはできないよな、」

阿「Aは知らなかったの？」

『知らなかった…』

この時、私たちの後ろで瑞貴ちゃんがほくそ笑んでいたことに誰1人気づかなかった。

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