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Story02 ページ2

松倉side








さっきまでの悩んでいた時間が嘘のように、








自分にはキラキラ輝いてる夢があること再確認して







旅を終えようとしてる。







目に見えてる全ての景色が美しく思えた。









彼女と出会ったのは、19歳の時だった。









グループに属すことない日々。







デビューという言葉から遠く、







本当にこのままでいいのか本気で考えていた。









何か自分の武器を作れないか、そう思った俺はギターを買った。









でもそんな簡単には弾けなくて








なにやってもうまく行かない







俺なにしてんだろ







そんなマイナス思考しか持てない時、ふと旅に出たんだ。







家からひたすらバスに乗って2時間。








どうやって来たかもわからない。







少し栄えた駅で聞こえた歌声。







俺より少し年上に見える彼女は、







ギターひとつ、優しい顔で歌っていた。

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作者名:Muno | 作成日時:2020年3月4日 11時

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