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このあといつも通り三人でご飯を食べた
お兄ちゃんとシオンさんは相変わらず仲が良かった
あ、そう言えば合宿の事お兄ちゃんに聞かないと...
って、私行く気満々にしかみえない
私は目の前でシオンさんと遊んでいるお兄ちゃんに声をかけた
「お兄ちゃん」
「んあ?なに」
「私友達に合宿誘われたんだけど、行ってきてもいい?」
「ダメ」
「え、なんで?」
私がそう聞くと、お兄ちゃんはにやっと笑って、
「俺の」
「俺の?」
「俺の飯は誰が作んだよ!!!」
「そっち!?」
私が驚くと、シオンちゃんがお兄ちゃんの肩を掴んで宥めた
「あーおーい!飯はアタシが作っから!いいよA!いっておいで〜」
シオンちゃんがニコニコして私を見る
お兄ちゃんは呆れたようにシオンちゃんを見ていた
「....あぁ、行けばいいじゃねーか」
「ほんと、!」
「気を付けろよ?男と遊ぶんじゃねえぞ....?」
「うんっ」
オッケーしてもらえたし、明日黒尾くんに伝えよう
夜久くんも来るんだったら安心かな
私は満足してお皿を片付けにいった
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作者名:エル | 作成日時:2021年2月17日 22時