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中庭につくと、黒尾くんが方膝をたてて座っていた
私は駆け寄って、カツサンドを渡した
「遅れてゴメンね、黒尾くん」
そう言うと黒尾くんは、急にきた私に少し驚きながらも
笑顔でううん、と首を振った
「黒尾くん、はいカツサンド」
「え、?」
口を開けて固まる黒尾くん
私はクスッと笑って、彼の手に無理矢理カツサンドをおいた
「え、これ、どうしたの」
「いや、黒尾くんカツサンド好きでしょ?」
「え、あー、うん!好きだよ」
「うん、前にカツサンド食べたそうだったしさ、私恥ずかしがってあげなかったし...」
そう言うと、顔を赤くする黒尾くん
大好きなカツサンドが目の前に現れて
嬉しいのだろう
私は黒尾くんに薦められてから、すっかりカツサンドにハマってしまった
いただきまーす、と言い、私はカツサンドにかぶり付いた
「黒尾くんは食べないの、?」
「あー....」
「ん....どうしたの?大丈夫、?」
顔が真っ赤に染まった黒尾くんは
意を決したように息を吸った
そして、
「それ、一口頂戴」
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haruto(プロフ) - プラス1登録！ (2021年2月8日 21時) (
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haruto(プロフ) - 1コメ。嬉しいっ！次の投稿楽しみです (2021年2月8日 21時) (レス) id: d95e9d1b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年2月8日 21時
