スノさんちのクーデレマネは今日も胃が痛い。

こっち、見ないで下さい4/4 ページ23

Aside



『だ、だから恥ずかしくて
どうしていいか分からなかったんです///』

もう…やだ、恥ずかし過ぎる。
私は、そう言いながら顔を両手で覆う。
覆った拍子にグラサンが指にぶつかり落ちる。


岩「…顔、すっげぇ真っ赤」

渡「マジ、可愛い」

深「…やべぇな」

ラ「うわ〜可愛い〜///」

目「……可愛いしか出てこねぇッス」

向「…もう…めっちゃ好き…///」

佐「うちの嫁、最高かよ！///」

阿「…綺麗で可愛いとか、
反則じゃない？///」

宮「…困ったね、理性が持たないかも」


『……っ…///』


黒髪から覗く肌はきっと、耳まで真っ赤だ。
勝手に潤む目が恥ずかしくて皆さんと目が
合わせられない。


ラ「って、事はさ…僕達、嫌われてない
って事だよねっ！Aちゃーん！！」

向「あ、ラウ狡いで！」

佐「佐久間さんも〜！」


私が、ただ恥ずかしがってただけだと
理解した瞬間、走り出す佐久間さん達。

え？待って？デジャブ？
しかもトリプルですか！？
ちょ、まっ…


『ぐふぅっ！？』


三人掛かりでタックルの如く
抱き着かれ、女性とは到底思えない
悲鳴を上げる私。

あ、つぶれた。
あれは、完全鳩尾に入ったな…。

いや…そんな事言ってないで
誰か私にHPを分けて下さい(泣)


若干、現実逃避をしていると
誰かが抱き起こしてくれた。


深「恥ずかしいなら恥ずかしいって
言えばいーじゃんよ」

無駄に焦ったし(笑)

岩「それな(笑)めっちゃ、焦った」

『……すみません』

深澤さん達に頭を わしゃわしゃ
撫でられてると、後ろから誰かに
抱き締められる。

『……渡辺さんも、すみませんでした』

渡「すっごい、寂しかったんだからな…」

二度とあんな事すんな。

想いを伝える様に、ぎゅう〜と
抱き締めてくる渡辺さんの腕を撫でて
いると、目黒さんがその腕を剥がしに掛かる。

しょっぴー、次、俺の番だから。
やだ、無理。
ぜってぇ、剥がす。


『目黒さんもすみませんでした』


届かないと思いつつ、目黒さんの頭に手を
伸ばすと、ポスッと頭を預けてくれる。

無言で目黒さんの頭を撫でていると
あ、狡い、俺も！
と目黒さんの後ろに並ぶ阿部さんと
宮舘さん。そして何故か列が出来始める。


阿「撫でてくれるよね、Aさん？」

宮「それとも、撫でられたい？Aさん？」




…胃よりも心臓が痛いのは
気のせいでしょうか？

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