スノさんちのクーデレマネは今日も胃が痛い。

事前に連絡して下さい4/4 ページ15

『…シェアハウスは、しませんからね？』


深「だぁあ――！もう少しだったのにぃ！！」


阿「だから言ったじゃん、無理だって(笑)」


宮「でも、言った事は嘘じゃないからね？」


向「もぉ〜A姉、どうしたら側に
居てくれるん？」


『居るじゃないですか、いつも。』


目「四六時中、Aさんと
居たいんだけど？」


ラ「一緒に住もうよぉ〜Aちゃん！」


佐「佐久間さん、Aちゃんに
お帰りなさいって言われたいなぁ？」


岩「困らせて、ごめん。でも、俺らも
半端な気持ちで言ってる訳じゃねぇから」


渡「…俺らさ、マジでAと
一緒に居たいだけなの」


『渡辺さん…』


皆さんの真剣な表情に
つい気持ちが揺れる。
戸惑う様に視線をさ迷わせてると
深澤さんと目が合う。

…あれ？今、口元が笑ってなかった？


[Aって下手に出られて
お願いされたら断れねぇじゃん]

[断りますよ？皆さん以外なら]


先程のやり取りを思い出し
もう少しで自分が、彼の言った通り
になりそうだった事に気付く。


『……幾らなんでも流石に断りますよ、
皆さんに下手に出られても』



SN9「…チッ！！」


『舌打ち！？』


阿「あ〜やっぱ駄目かぁ！」
深「くそ、もう少しだったって、今の！」
向「ふっかさんが笑ったのが、
アカンかったな！」
佐「ふっかが顔デカイから〜！」
深「いや、顔のデカさ関係無くね！？」
目「でも、少し揺らいでましたよね？」
岩「あと、もうちょいって感じ？」
宮「楽しみだね、シェアハウス」
ラ「早く、滝沢君から許可降りないかなぁ」
渡「待てないから、俺ここに住もうかな」



全く、油断も隙も無い！

少しでも、こんな休日も有りかな
とか、思った私の気持ちを返して
欲しいです！

…うぅ…胃がキリキリしてきた…。

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