《🐦⬛》昼ご飯 ページ35
やっとお昼ご飯。
俺はユウトから“おいしいですよ”とお勧めされたカレーパン。
シノナはさっきの宣言通り(?)メロンパン5個｡
🐦⬛『シノナ、メロンパン5個も食べれるわけ?』
🐹「余裕だよ｡メロンパン美味しいから」
🐦⬛『はぁ……』
確かに美味しいけれど流石に5個も入らないだろ。味の問題的にも。
まぁそんな事を言えばどうなるかは大体分かっているから言わない。
🐦⬛『そういえば、後での話ってなんだろね。』
🐹「さぁ〜｡勉強を教えてほしいんじゃない?」
🐦⬛『流石にそれはないだろ。』
数理系が来たものならもう俺は終わりだ。
毎年のように進級できるか不安になるほどできない。
せめて勉強教えてほしいとかならば文系であってくれ。文系に全振りしてる男だからな。
🐹「それか……」
何か深刻なのか､一度頬いっぱいに入っているメロンパンを飲み込んでから一段落するシノナ｡
🐹「……愛の告白♥」
🐦⬛『それはないわ。』
🐹「何でだよ〜!!ウォンカ、男にも女にもモテモテじゃん!!」
🐦⬛『ありえないありえない｡可愛い後輩なんだから｡』
🐹「襲われたら言えよ?俺離れとくから。」
🐦⬛『やめろやめろそうなったら助けろよ!』
『残念だけど俺は誰ともそんな関係になりたくないんだよ!』
🐹「……そっかぁ〜」
「うん、そうだよね。ウォンカはそんなやつだ。」
なんか勝手に自己解釈されてるんだけど。
🐹「まぁ俺にもウォンカにもまだ青春は来ないってわけさァ〜､好きな人でもできたらいつでも相談しろよ?」
🐦⬛『できないから安心しろ。』
🐹「一部他人に無関心なところ直せばもっとモテるはずなのにねぇ〜」
🐦⬛『モテなくて結構。俺は孤独じゃないからな。』
🐹「……流石悪魔と友達になろうとする奴だ。」
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作者名：Iangu x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時：2023年11月28日 21時
