《🐦⬛》休み時間 ページ25
授業が終わった後､
🐹「あ〜あ､こりゃ大きな怪我したな〜俺ら。」
窓ガラスの破片で思いっきり頭から血が出てたのが止血されてもなお､ズキズキと痛む。
頭だけじゃない。腕やら肩やら…
🐦⬛『高所恐怖症克服しなよ。』
🐹「ムリムリ!動物恐怖症と高所恐怖症だけは克服できないね!それにウォンカと一緒がいいもん!」
謎のプライドを発揮するシノナ｡
🐦⬛『にしても派手な怪我負ったな､共々｡』
🐹「ねぇ〜」
こんな派手な怪我､最悪死んでいるのにも関わらず何事もなかったかのように動ける理由は､
シノナはヴァンパイア､俺は悪魔憑きだからである。
🐹「今日も大量に飲まないとな〜…」
「……誰から吸おうかな｡」
🐦⬛『俺は?(🐹「無理。」
やっぱり駄目か。
でも､こういう時に役に立たない俺……
🐹「あのね、ウォンカの血を飲むんなら、”親友”っていう関係が変わるから。」
🐦⬛『……家畜と飼い主?』
🐹「いや……違う……?」
偶々近くに来てしまったので､
さっき突っ込んでしまった教室を除くと
3年生3人が片付けをしていた。
🐼「ヒョン達大丈夫かな〜?」
「あれ、絶対”イタタタ“っていう程度の怪我じゃなかったよね?」
🐵「まぁね､あの先輩たち何かと強いから､あれくらいの傷だと特に何も反応しなくなったんじゃないかな?」
🐼「えぇ……ヒョン達……どんな環境で育ったの……」
ごめんイェナンくん､それは心配かな?引いてるのかな?
🐹「ここは引き返すか。」←
🐦⬛『うん。』←
🐼「ねぇノア､シノニヒョン達あの傷大丈夫かなぁ…」
🦊「……また居た。」
🐵「え?何が?」
🦊「あれは何なんだ…?」
🐵「……何かあった?」
🦊『うん?いいや!なんにも!』
🐼「(ノア､大丈夫かな…)」
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作者名：Iangu x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時：2023年11月28日 21時
