《🦊》ドーピング ページ17
🦊『わぁ?!ヒョン達一瞬で移動した?!』
🐺🐶🐱「「「そりゃシノニヒョンが空間魔法だからですよ。」」」
そうだった､俺がいたずらした時に一瞬で二人っきりにされて注意されたことあったんだっけ｡((
🐦⬛『寮の最高責任者を決めるという重大かつ神聖な戦いに汚い手を使うとは。』
👱「ちっ、バレたのか｡」
「寮長の犬がよ‼」
相手から放たれた黒くて鋭い針のような物がウォンカヒョンの頬を掠った｡
🐦⬛『イッ……‼』
即効性の毒魔法だったのか､ヒョンの右手が痙攣し始めた。
🐹「大丈夫か?!」
👱「そうさ､俺はドーピングした‼だからお前が今当たったその針だけでも30分もしたらお前の体の中で致死量の毒が充満する‼」
🐹「おい、お前ｯ……!!」
🐦⬛『シノナ､感情的になるな……』
🦊『ヒョォォォォォン‼おい!!汚いぞぉぉぉ‼』
加勢したいけれど､雰囲気だけでわかる。
俺が入ったところで何も変わらない。
🐦⬛『大丈夫だよ……解毒したし。』
🦊👱「はァァァ?!」
🐹「おい、それは大丈夫なのかウォンカ…?!」
🐦⬛『大丈夫だよ、あいつの力を少し使っただけだし。』
『それにしても、殺す気とはねぇ……』
一瞬で雰囲気がガラリと変わった。
🐦⬛『それなら、こっちもその気で行きますか。』
🐹「ウォンカ……気をつけろよ。」
🐦⬛『分かってる。』
そう言って､相手に近づいていった。
相手は自分の毒が解毒されたことで怖くなっているのか､後退りしている。
👱「待っ、待て!待ってくれ!!」
🐦⬛『何を待てと仰っしゃるのですか?』
👱「あっ、死神が……‼死神が囁いたんだよ……!!」
🐦⬛『それが何だと?』
🐦⬛『死神やらに囁かれるほどの弱い心と悪い好奇心を持った貴方が悪いんですよ。』
ついに相手を壁まで追いやったウォンカヒョン。
そんなにウォンカヒョンの右側に何か黒いものが居るように見える。
そして左手を銃の手にして相手の右鎖骨あたりに向けていた。
🐦⬛『……god』
ヒョンの左手から何かが発砲されたのか､相手は気絶した｡
🐦⬛『……あれ、気絶した｡魔法も何も使ってないのに。』
じゃあさっきのは何ぃ?!
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作者名：Iangu x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時：2023年11月28日 21時
