３人のカイコウ（２） ページ3
ようやく少年の発言の意図を理解し、
「え…あ…はぁぁぁぁぁ！？まじで！？…どうやって…！？てかお前…名前は！？」
と優一郎は叫んだ。
「耳元で叫ぶな。うるせぇな…名前…そういや言ってなかったな。ま、そういう時はお前から名乗るのが礼儀だろ」
いちいち一言二言多いな…と思ったが「百夜優一郎。悪かったな礼儀が無くて。」
少し嫌味を混ぜて返すが、
「俺は…………宮坂夕稀。これから礼儀を学んでいけよ。クソガキ。」
とクソガキ呼ばわりされる始末だった。
「でさ…お前に紹介したいやつがいるんだ！！」
嫌味のやりあいをなかったことにして優一郎はミカを紹介するべく、夕稀の手をとった。
「握んな。触んな。放せ。」
と言って夕稀はすぐさま手を放したが、優一郎はそんなことおかまいなしに手を取り、家に向かうべく後ろを振り向いた。
するとそこには外国風の顔立ちの少年がニッコリと微笑んでいた。
「呼ばれて登場ミカくんで〜す！ちょっと前から見てたんだけど…ごめんね！宮坂くん！うちのバカ優ちゃんが迷惑かけたみたいで…
僕は百夜ミカエラ！よろしくね！」
夕稀は百夜と名乗った二人の顔を見比べ、「百夜…………。そうか。俺は宮坂夕稀。また機会があれば話そうか。じゃあな」
といってくるりと背を向け、去って行った。
「なぁ…あいつ…夜とかどこで何してんだろうな…ずっと一人なのか…？」
優一郎は去っていく夕稀の背中を見ながらポツリと呟いた。
ミカエラはそんな優一郎の顔を見上げ、「…どうだろうね…彼、一匹狼みたいな感じするもんね…今度家によぼっか。」
「だな。帰るぞ。お前のおかげで最近茜のつくる飯が美味いしな…無茶だけはするんじゃねぇぞ」
「あれれ〜？？心配しちゃってくれてるの〜？…でもまぁ…ありがとう。帰ろっか」
そういって二人は夕稀が去って行った方向とは逆の方向に向かって歩き始めた。
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朔櫻 実桜(プロフ) - 白蓮さん» 大丈夫だと思いますよヾ(*‘ω‘ )ノ更新されていて嬉しいです！続きがきになります( *´艸｀) (2015年8月26日 15時) (
レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
白蓮(プロフ) - 朔櫻 実桜さん» すみません、ありがとうございます(^^;)
凄いボンヤリとしたアニメの方の記憶で更新してみましたΣ(/´∧`)
何か違和感や間違いがあればぜひ、御教授くださいっ(ﾟ∀ﾟ) (2015年8月26日 14時) (携帯から) (レス) id: f5d7dd67e3 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 白蓮さん» 大丈夫ですよ！(´▽｀*)更新気長に待ってます！ (2015年8月18日 19時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
白蓮(プロフ) - 朔櫻 実桜さん» ありがとうございますっっ(*´艸｀)……今友達に漫画貸しているので更新できなくて……すみません[[汗 (2015年8月18日 15時) (携帯から) (レス) id: f5d7dd67e3 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 面白いです！続きが気になります(´▽｀*)更新頑張ってください！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白蓮 | 作成日時：2015年7月29日 8時
