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私の前を歩く丸山
ただなにか 、少しの違和感
その違和感はキョロキョロして
挙動不審な動きにあった
「 丸山 、変 」
丸「 うはぁ 、承知の上でございます 」
こちらを向き 、敬礼する丸山
いやいや 、褒めてないから
んふふ〜♪ 、と調子良くまたキョロキョロし出す
.. さっきの心の中での感謝の言葉返せ
はぁ 、と無意識に溜息をつく
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すると 、ピコンっと丸山の動きが止まる
丸「 あ！A様見てください！」
キラキラした目を私に向け 、丁寧に
見つけた物の先を手で指す
またつまらん物だろう 、と渋々そっちへ向く
そこには花瓶に一輪の花
季節外れなのに 、いきいきとしている向日葵
普通ならば 、綺麗だねなんて軽くあしらうのに
″ ほんまこんなキザな事すんの初めてやねんけど ″
一輪の向日葵を持ちそう言っていた彼
の言葉がチラついて何も言えなかった 。
.
そんな私の感情を知らずに 、ツンツンと
向日葵をつつく丸山
丸「 お日様に向かってキラキラと咲く姿 、
まるで笑っているA様のお姿見たいですね！」
″ なんかA見たいちゃう？ ″
″ 笑った顔とか特に 。″
丸「 秋のこの時期にも見れるなんて嬉しいものですね♪ 」
″ 向日葵は夏だけやけどAはいつでも見られる ″
丸山の言葉が全てリンクする
ツン 、と熱くなる鼻の奥
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″ なぁ 、A 。″
″ 俺と .. ″
「 ごめん 、丸山 。私行く所あった 。」
後ろを向き 、走り出す
丸山はなにか言っているが聞こえない
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溢れ出す涙
泣きたくないのに 、泣いたらいけないのに
「 忠義 .. っ 、」
″ A 、″
.
″ 俺と付き合ってくれへん？″
向日葵は思い出の花であり
今の私にとっては苦しい花
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きゃちたちゃん - 更新がんばってください 、！ﾛ (2015年9月7日 19時) (
レス) id: 5d2ed0b98e (このIDを非表示/違反報告)
凛々奈(プロフ) - 更新ファイトです！ (2015年9月6日 21時) (レス) id: a549e55425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プシュケ / しゅうあ 。 | 作成日時：2015年8月31日 21時
