離れられなくて。 (ページ4)

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あれから、射的をしたり金魚すくいをしたり焼きそばを食べたりと色んなことをした私たち。

だけど、下駄を履いている私はそろそろ足が限界

痛くて痛くてたまらない。

慣れてない下駄履いてくるんじゃなかったなぁ。

そんな私に気づいてないのか何食べよか、なんて言いながら露店をまだ見回している忠義

「ねぇ、忠義 ... 」

ガヤガヤとしているからその声はもみ消され忠義の耳には届かない

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すると、1人の男の人が忠義の前に立つ

金髪で忠義と並ぶと少し背が低い男の人。

？「なぁ、お兄さん！彼女さん足痛がっとるで。」

そう言うと去っていったその男の人。

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忠義は不思議に思ったのか首を傾げ私の方を向く

大「なんや、あいつ。てか、A気づいてやれんでごめんな。」

フワッと浮く体

「え、ちょっ、恥ずかしいって！」

いつの間にか私は人生初のお姫様抱っこをされていた。

しかもこんないっぱい人がいる中で。

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大「あそこまでの辛抱、ちゃんと捕まっとって。」

あぁ、恥ずかしいっ //

そう思いながら、忠義の首に手を回し抱きつく。

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大「ほんまごめんな、浮かれてたわ。俺の為にこんな頑張ってくれるA みてたら。」

ほんまにごめん。とまだ言ってる忠義

「大丈夫やで、こんなくらい。」

ふふふ、と笑う。

だけど、忠義はまだ焦っているような顔

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そんな顔に私は

キスをした。

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