private ページ8
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｢あー、気持ちいい!!｣
砂浜まで駆けていくAは
まるで子どもに戻ったようで。
渋谷｢ちょ、テンション高いわ(笑)｣
｢えー?(笑)だって海やで?｣
渋谷｢この間も来たやん、バーベキューで。｣
｢あー、あれね!だってあれ仕事やし...今はすばると2人やから。｣
渋谷｢なん...今日どうしたん?(笑)｣
自然に手をつないで、
いつもより可愛いこというAににやけそう。
つないだ手を持ち上げて
手の甲にキスすると...
嬉しそうにはにかんで、やっぱなんか可愛い。
そのまま砂浜を歩くと、
｢もう、日沈むねー…。｣
渋谷｢ああ...綺麗やな。｣
｢うん、｣
ちょうど日が沈みそうやったから腰を下ろした。
｢...どうしても、すばると来たかったんよ。｣
渋谷｢ん、?｣
俺の肩に頭を預けて、目を閉じて
｢鮮明に覚えてるわけちゃうけど...思い出すねん。｣
...唇をかみしめたA、お父さんとお母さんのことか。
｢2人が居らんくなって...生きる意味分からんくて。
生きながら死んでるみたいなあたしを最初に引き上げてくれたのは、
すばるやったから...。｣
Aの肩に手をまわして、
それから黙って夕日が消えていくのを見て。
｢...ありがと。行こ?(笑)すばる。｣
立ち上がって差し出された手を掴めば、
強い力で引っ張られてその勢いに任せて抱きしめた。
｢立って、って........っ!!｣
渋谷｢...俺もや。｣
引き上げられたのはAだけちゃう。
俺も、Aの存在にきっと引き上げられた。
2人で背中合わせに這い上がって来たんやで、...だから俺も
渋谷｢...好きや｣
｢うん、あたしも。好き｣
細い身体を折れるくらいにもう一回抱きしめた。
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E - 一気に全部よんじゃいました！面白かったです！更新待ってます！ (2015年11月12日 19時) (
レス) id: 9141fca7cb (このIDを非表示/違反報告)
安田 凛＠緑あらしあん。 - 上の画像いいですね。更新頑張ってください! (2015年4月8日 16時) (レス) id: 42290dd063 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ(プロフ) - 続きの更新楽しみにしてます*\(^o^)/* (2015年3月26日 16時) (レス) id: 018dd11015 (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - みなさん、更新お待ちいただきありがとうございました!受験も終了いたしましたので少しずつ更新再開します(*^▽^*) (2015年2月25日 18時) (レス) id: 898ab768ad (このIDを非表示/違反報告)
蒼ink(プロフ) - 画像かわいいですね!! ステキです(*^^*) (2015年2月25日 15時) (レス) id: c0c35d94d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみ | 作成日時：2014年8月21日 2時
