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リムルside




今日はとても天気がいいから、昼から町をぶらぶらしていた。


『はぁ〜〜。にしても、すっごい天気いいなー。』


(ジュラ=テンペスト連邦国はまだまだ発展したばかりで、技術や情報、金銭的には発展途上だが、まぁまぁ落ち着いてきたなぁ。)



と思いながら視察(という名の散歩)を続けていると、
ソラノが血相を変えて…いや、それどころじゃないほど顔を真っ青にしてこっちに向かってきた。


(そういえば、もうこんな時間か。)

空を見ると、日が傾いてきていた。


「リムル!大変だよ!大変だ!」ガクガク

『どうした?ソラノ。瞳孔が開いてるし、顔も真っ青だぞ?』

「そんなことどうでもいい!それより、リムル、オーガ、オーガが来るかもしれないんだ…………!」

『! すぐに準備しよう!
場所は分かるか?』

「…多分………オーガがリザードマンを食べてる足元が水場…湿ったとこだったから……リザードマンの里の近くで沼地っていうか、湿ってるところ…だと思う」

『そうか。ありがとな。
おーい!シオン!シュナ!ハクロウ!ソウエイ!ベニマル!クロベエ!ランガ!リグル!リグルド!
皆この場でいい!集まってくれ!』



ソラノが"ゆめのおつげ"で見た物事は全て現実になる事を知っているから、
事の重大性とその先が末恐ろしく思えた。





急がなければ。

謎の焦燥感に駆られていた。









そして、"夢"が"現実"になるまで後_________






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作者名:しぃら | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pstu06053/  
作成日時:2019年10月28日 16時

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