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NOside
草も眠る丑三つ時。
暗闇の中で、一人の少女が眠っていた。
だが、その寝顔は決して安らかなものではなく、うなさるているそのものであった。
*◆*◇*******◇
ソラノside
A、久し振りだね。
覚えてるかい?俺の事。
誰……?
びどいなぁ。忘れるなんて。
"悪い子"にはお仕置きが必要だよね?
バシッ ドガッ ドンッ
いたい。やだ、やめて。いたいよ。
もうしないからゆるして。
いたいのは嫌だ。
たすけて、たすけて〇〇〇
フワッ サァァァァァ
カーテンが揺れた。
……痛く、無い?
A、会いたかった。会えてよかった。
A。一緒に帰ろうか。
………帰らない。
フッ ジジッ
"誰か"とダブる。
へぇ。まだ逆らうの。
ホンッとAは"悪い子"だねぇ?"お仕置き"がそんなに好きなの?
やだ!やめて!
ボキッ グチャッ グチュッ
やだ!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
ドンッ ドサッ
ガバッ
腕をもがれ、迸り(ほとばしり)燻る痛みに襲われ、谷底らしき所に突き落とされる所で目が覚める。
はぁはぁ…
『ゆめ……か。あの人は誰…?
顔が思い出せない…知ってる人の筈なのに…
誰だ…?それに〇〇〇って…?もしかして、あきら?そんなわけ、ないか。……寝よ。』
考えても埒が明かないと考え、また、深い眠りにつく。
今度はあの夢を見ることはなかった。
でも、起きてからもずっと頭から離れなかった。
(あ…もしかして、もしかしなくても"ゆめのおつげ"だったパティーン)←
(だとしたら…やらかしたぁぁぁぁ!!!
あれ完全にフラグだったぁぁぁ!!
そして見事にフラグ回収しちゃったよ!!!
どーしょ…うー。あー。
もうなるようになれ!!!)←
って思ったけど、やっぱり気にはなるし、気付かずにフラグ建築しちゃってすごく精神に来て、結果数日間の間誰から見てもわかるくらい凹んでたと思う。
せめてカーテンのとこらへんの人来ませんように!!
********◆*◇*
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作者名:しぃら | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pstu06053/
作成日時:2019年10月28日 16時