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お色気組(ピンク頭の方)side


くぁ。今日も平和だな。

(及川が洞窟調査行ってくるよ☆とか言ってたけど、どうせやることなんざ一つもねぇだろ。
昼寝でもすっか。)


そう思い、ベットに寝転ぶ。


ちょうどいい日溜まりの温もりのなか、うとうととまどろみ始めたそのとき、


「マッキーとまっつん!Aちゃんが生きてる!
見つけたから連れ戻すの手伝って!」


と及川から来た。

あのクソ野郎。折角の昼寝を邪魔しやがって。


悪態をつきつつ、Aが生きていることに驚く


(きっとこっちに戻るのが嫌で抵抗してンだろな〜
まあ、捕まえたあとに逃がすか。)


及川の召喚術で行くと、本当にAがいた。

髪と目の色、形が違うが、後は何も変わっちゃ
ぁいなかった。


(アイツは、俺のことを覚えているのだろうか。)

尋ねてみる。


『よぉ。A。久しぶりだな。元気そうで何よりだ。』


A「っ、はなまきさん…」


意外だな。覚えてた。

あ、そういや転生した者は大体が前世の記憶を持って転生してくるらしいな。忘れてたわ。

…企み、松にも言っておくか。

『松、アイツはずっと及川のやり方で苦しんでたし、縛られてた。
実際、親友を酷い方法で殺されてる。
このまま連れ帰ってもまた
アイツにとって地獄のような日々の始まりなんだ。きっと。

俺は、アイツが死んで転生した事によってその呪縛から解き放たれたというのなら、俺は、アイツを捕まえた後に逃がそうと思うんだ。
松はどうだ?手伝ってくれるか?』ボソッ

松川「ん。確かに、そうだな。Aはいつも心苦しげな顔をしていたのを俺は覚えてるべ。だから、異論は無ぇよ。」ボソッ

『ありがとな、松。』

松川「いや。実際及川のやり方が間違ってんだよ。」ボソッ

『ははっ。そうだな。きっとそうだべ。』


及川「ちょっとー!そこ何くっちゃべってるのさー!ちゃっちゃと捕まえてきてよねー!」

『わぁーったよ。及川。』

『はぁ、、、相変わらず自己満足なオメデタイ奴だな。可哀想に。だから部下に、相棒に裏切られンだよ。』ボソッ

松川「ま、しゃーない。今は従っとこうぜ?」

『分かったよ。松。』

そう言い、手始めにあいつの仲間の方にむかう。もちろん目的は他にあるが。


ビュッ

すれ違い様にAに囁く。

『俺と松はお前の味方だ。後で逃がすから一回捕まってくれないか?』

と。

ぶっちゃけ賭けだし、信じてくれるかも分からないがきっと大丈夫だろう。

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作者名:しぃら | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pstu06053/  
作成日時:2019年10月28日 16時

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