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５-2 ページ15
リムルside
ソウエイから伝達がきて、
駆け付けてみれば、ソラノが鰹節みたいな頭した若い男と戦っていた。
ソラノは俺と住んでた世界は違うが、俺と同じ異世界からの転生者だと言っていた。
時々「帰れ！」とか「嫌だね〜だ！バーカバーカ！」とか
言い争ってるのが聞こえるからきっと前世での関係者なのだろう。
にしても、あの男精神年齢幼稚園児か？
口調と返す言葉が幼稚すぎる。
見ていたら、いきなり鰹節頭がアヒル口の色気が半端ないのと、ピンク頭のこっちも色気が半端ないのを召喚したのかわからないが、呼んだ。
と思ったら、その…ああもうお色気組でいいや！
そのお色気組がこっちに突っ込んで……
やばいッ！
ガキィン！！
………あたらない？
前を見ると、ソラノが防御をしてくれていた。
何か叫んでる………いや、泣いてる？
何でなんだ、何があったんだ。
何で、何で、なんで俺達に頼ってくれないんだ？
何で話してくれないんだ。
俺は心なしかソラノがどこかに行ってしまうような気がした。
◆◇＊◇＊◆＊◇◆＊◆◇
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作者名：しぃら | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pstu06053/
作成日時：2019年10月28日 16時
