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ソウエイside
ソラノ様が散歩に行かれてからもう２時間程経った。
流石にリムル様もお目覚めになられた。
説明を差し上げたら、
「２時間経って帰ってこなければ俺もいくぞ！」
と申し上げていた。
流石にリムル様に報告しなければ、
と思い、小屋の中に入った時、
ドゴォン！！
という音と共に、
「帰れください！」
「嫌だね〜だ！折角生きてるの見つけたんだ。誰が大人しく帰るか！」
と聞こえた。
間違いない。ソラノ様だ。
争っているのは声からして若い男だろう。
しかも知り合い。
ん？生きてるのを見つけた？
どういうことだ。
ソラノ様は死んでなどいない。
それよりも、リムル様とベニマルに意思伝達しなければ。
《リムル様、ソラノ様が襲われています。応援をお願いします。ベニマルにも伝えておきます。》
《ベニマル！ソラノ様が襲われている。
シオン達を連れて応戦に来い！》
数秒ほどして、ベニマル、シオン、ハクロウが駆けつけつきた。
少し遅れてリムル様も来た。
ﾍﾞﾆﾏﾙ「リムル様、如何なさいましょう。」
ﾘﾑﾙ「そう、だな…一旦様子を見てみるか。
何か訳があって戦ってるのかもしれないし。
なにしろ、あんなに必死なソラノ初めて見たよ。
まあ、まずい状況になったら加勢するけどな！」
『分かりました。』
言われた通り、様子を見る。
今のところは、ソラノ様が優勢のようである。
◇◆＊◆＊◇◆＊◇＊◆＊
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作者名：しぃら | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pstu06053/
作成日時：2019年10月28日 16時
