【wrwrd!】おい、ホ○の神が増えたんだが←

某メッセージアプリ ページ18

ip『あ…あの』

gr「ん、ああ…適当に座ってくれ」





うっっっっっっわめっちゃ綺麗なんだけど何この家ェ！！？
え、ちょ適当にって何処に座ればいいのそこの玄関ですか。

…う、うわぁ…やべぇな金髪さん。間違えたグルッペンさん。





gr「何か飲むか？ …やべ、コーラとお茶しかねぇ…(小声)」

ip『家豪勢なのになんでそんな冷蔵庫寂しいの？(真顔)』

gr「こ、珈琲もある！」

ip『もうそれ意地やろ』





なんだこの人は…とか思っていたらコーラを渡された。
いや、別にコーラ嫌いじゃないけど絶対子供か何かと勘違いされてるねこれ。

イケメンは許す(ひいき)





ip『…えっと、一つ質問なんですけど』

gr「む、なんだ？」

ip『兄さん…しんぺいに弟が居ないと思って家を訪ねたんですよね？』

gr「あー…まぁな」

ip『じゃあなんで突然俺を呼んだんですか？ 俺と兄さん顔似てるし、ロボロ…さん？を助けたのも兄さんかもしれないんじゃ…』





そこまで喋るとグルッペンさんが気まずそうな顔をしたあと、スマホを取り出した。
ぺちぺちと指でスライドしていくのをボーッと見ていた。

あ、てか俺スマホ家に忘れたわ←





gr「ほら。これ見ろ」

ip『…これって』

gr「お前の兄さんとのやり取りだ」





戦争おじさんぺ神、大丈夫か。ロボロから話は聞いたゾ お前の趣味かもしれんが無茶はやめろよ。

ホッﾓの神平気平気! いやぁロボロも無事なんやろ? よかったわ!





これは…この間のやり取りかな。
ってか、これ…

兄さん、あのときのこと知ってる…！？ ってか、この文面だとグルッペンさんはロボロさんを助けたのは兄さんだと思ってるやん！
それに兄さんは…

…兄さんは、俺のフリをしてる？





ip『よ、余計に意味が分からないんですけど…』

gr「このしんぺい神から送られてきたメッセージで、俺は兄弟がいるんじゃないかと思った」

ip『え？』

gr「ここ…“ロボロも無事なんやろ？”ってあるだろ？」





普通自分が助けたなら無事かどうかぐらい分かる。
それに、そもそもロボロと俺が合流したのを知らないハズだった。

正論を言われて、口が開いたままになるのも気にせず話を聞いていた。





gr「“ロボロも”なんて…守りたい人物がその場に“二人以上”居なければ接続語に“も”を使わん」

ip『…イケメンすぎて目が幸せ(名推理だなぁ)』

gr「お前色々と逆だゾ」

グルさんにとっての本題→←お前その顔でマジか←

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