【wrwrd!】おい、ホ○の神が増えたんだが← (ページ11)

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走れホビットページ11

作り笑いと営業の対応は得意だ。

俺じゃない、って考えれば自然と傍観しているみたいに感じれるから、どもっちゃったりしない。

流れでその人…まぁ、俺の常連さんの前に立つ。
子供を背中に隠して、俺に気が向くように笑顔で対応する。

ip「逃げていいよ、明るい道行って、はやく」

こんな小さいのに、怖かっただろう。
よく頑張ったねと告げれば、ぽかんとしたまま固まって、分かりやすく顔を赤らめた。

照れちゃってる、子供って可愛いなぁ。

？「ありがとう…すまん、頼むわぺ神」

そう言って去っていった…うん？

え、めっちゃイケボだしなんか凄まじい勘違いが生じて…え、待って兄さんの知り合い？
あ、俺終わったわ(確信)
あの子が兄さんに余計なこと言わなければいいけど…

…あの、“子”だよね…？？
めっちゃいい声してたけど子供だよねあれ、もう俺わかんねえわ(思考放棄)

mb「今日、いいかな…？」

ああ、めんどくさ。
もうバイトでお金は足りてるから止めたかったんだけどなぁ。

ip「はい、勿論ですよ」ﾆｺｯ

　

　

　

　

rb「…あれ、しんぺいさんだよな…？？」

俺はさっきの…しんぺい神? いやでもシンくん、って呼ばれてた位だし、多分そうなんやろうな。
うん、しんぺい神に助けてもらったんや。
あいつ大丈夫かな…通報した方が……

…通報したらこれ捕まるのぺ神の方か(真顔)

rb「…てか、ぺ神以外にケツ狙われるとは思わんかったわ」

gr「なんだ、狙われたのか」

rb「ウワァアアアッ！！？！？」

いつの間にか隣を歩いていた男。
この防犯ブザー鳴らされそうな顔の男は、間違いない。

グルッペンや。

rb「い、いつから…」

gr「今さっきだゾ、お前が路地から飛び出して来るのを見かけてな…そこでか？」

rb「まぁそうやけどな…っておいおいグルッペン！？見に行こうとするなや！」

なぜだ、と振り向くグルッペン。
片手に携帯。

うん、通報されそうな男ランキング一位に載ってそうな奴がこれから通報する気満々や(カオス)

rb「いやええって！もう済んだ事やし！！」

gr「“済んだ”…っ！！？」

rb「違ぁう！！」

アカン、俺までホ○キャラになってまう←