人工細胞の日常！！【はたらく細胞】 (ページ6)

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仲良し友達腐れ縁ページ6

「きゃああああああああ！！！」

ドカーーンッ

この小説毎回台詞から入るな←メタい
さて、俺は今記憶に資料を拝借してきた帰りなのだが、
何やら面倒ごとが起きたようだな。

056「道を開けろおおおお！！！
天下の56番様のお通りだあ！！」

げっ(o_o)
一番面倒な奴が来た。

056「ん？1番！！
お前何サボってるんだ！！！」

『いえ別にサボってる訳じゃ…』

問答無用で殴りかかって来そうな56番をかわし1番隊に指示を出そうとする俺のすぐ横を何かが走り抜けていった。

NK「あら？1番さんじゃない！
こんなところでぐずぐずして一体どうしたのかしら？」

強烈な煽りプレイをかましてくる此奴はNK細胞。
煽りの天才である←
56番とは仲良さげにハイタッチしているというのに…

『NK、ちょうど良かった。
一体何が起こってるんだ？』

NK「近くで見たことないウイルスが暴れてるらしいのよ。
私はさっきまでパトロールしてて、声を聞いて駆けつけたってわけ」

見たことのないウイルス……
いや、もしかすると記憶なら、あっやっぱないわ。←

俺は1番隊に指示を出して前方を突っ走る脳筋2人の後を追った。

～～～～～～～～～

1146「ん？1番にNK細胞！」
038「遅いよ3人とも！」

件の現場には、白血球や守体細胞がウイルスと交戦していた。
見たことがないと言うだけあって苦戦しているようだ。

NK「何手こずってんのよ！アタシに任せな！！」

NKがウイルスに殴りかかった。
が、しかしウイルスはその拳をするりと避けた。

NK「は、なんなのこいつ！？」
『どうやら一筋縄ではいかないみたいだな……』

話によるとこのウイルスは全ての攻撃を避け、一度もダメージを与えられていないらしい。

B「お手伝いします！！
喰らえ！抗体ーーー！！！」
「………」

駆けつけたB君がすかさず抗体をウイルスにかけたが、何の効果も示さなかった。

B「そ、そんな……」
記「あああああ！！！思い出した！！
世界の終わりだああああああああ！！！！」

な、何言ってんだ此奴………！？

『記憶、何を思い出したんだ？』
NK「もったいぶってないで早く言いなさいよ！」

今にも殴りかかりそうなNKに若干ビビりながら記憶は話し始めた。

記「このウイルスは、前例のないインフルエンザウイルス。
そして俺たちは抗原の情報がないと戦えない………」