先輩/aoi ページ3
※主人公(男)警察
＿＿＿＿ →名前だと思ってください
久しぶりの出勤。
最近の警察は人も増え、優秀と聞くから楽しみだ。
客船など…酷かったものが懐かしく思える。
『＿＿出勤。今日もよろしく』
「「「えぇ！？」」」
青「先輩、本署にいますか？」
『あぁ』
青「そのままでお願いします」
『了解。待ってるよ』
久しい声を聞きながら、ベンチに腰掛ける。
無線では俺の説明が軽く流れてきた。
二「彼は＿＿＿＿。
ランクは6で、結構何でもできる。
我々も一目置いている奴だ。」
『お褒めありがとうネル』
「手合わせしてみたい！」
「一緒に大型対応してみたい！」
「パトロールしたいな〜」
嬉しいお誘いの声を聞きながら口角が上がる。
忙しい足音が聞こえ、目を開ける。
『やぁ、久しぶりだね青井君』
青「やっと、ですね。先輩」
『俺がいない間にいろいろとあったみたいで』
青「聞いてくれます〜？」
『あはは！ぜひ聞こう！
と、その前に。』
青「ん？」
『ただいま』
青「！！！
お帰りなさい！」
俺が手を広げると、胸に飛び込んでくれた後輩。
彼はいろいろな問題に飛び込んだり、飛ばされたり。
そんなやつの小さな変化を気づくための行動でもある。
『今日も元気だなぁ』
青「そっちから誘ってきたくせに」
『勢いがすごかったわ〜』
青「こんなに遅いなんて聞いてないんで」
『そうか、それは俺が悪ぃな』
〈side 青井らだお〉
無線から聞こえた大好きな声。
挨拶に答えるのも忘れ、急いで引き留めた。
彼の顔が見たい。
五感で帰ってきたことを実感したい。
思えば思うほど、足の動きが早くなる。
「！！」
いた。
帰ってきたんだ。
無線を切り、彼の声に耳を澄ませた。
一番に会えた事を嬉しく思いながら、
抱きついていると、後ろから咳払い。
二「ｺﾞﾎﾝ、お楽しみのところ悪いんだが…」
『お〜、ネル
今は癒しの時間だ』
青「ふぇ、」
“癒し“という言葉に動揺している間に、
同時に強い力で距離が縮まる。
二「後輩が困ってるよ。
他にも顔を出してあげて。
みんな知りたがってるよ。」
『了解。もう少しな』
二「はいはい、」
ネルさんが去っていくと、
先輩がいなかった間のことや、
特殊刑事課対応課のなった事を話した。
『ん？なんか人が集まっているな？』
青「ほんとだ」
？「＿＿！！」
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作者名：ゆー | 作成日時：2024年3月23日 1時
