本当の私を【ツイステ】×【プロセカ】 (ページ13)

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第12話ページ13

『おはよう、ユウちゃん』

ユウ「あ、おはよう！小夏ちゃん！」

『ちょっと早く起きたから、迎えに来ちゃった』

ユウ「推しから迎えに来てもらうとか天国じゃん」

『そう…かな…』

…天国、大袈裟だなぁ…

ユウ「そうなんだよ…
あ、小夏ちゃんってグレートセブンって知ってる？」

『グレートセブン…？』

聞いたことないけど…

ユウ「この学校って7つの寮があるでしょ？」

『あぁ…あるね』

ユウ「グレートセブンは寮順に言っていくとハートの女王、スカー、海の魔女アースラ、ジャファー、女王、死者の国の王ハデス、マレフィセント」

『女王…は、ポムフィオーレ寮の…？』

ユウ「うん、そうだよ！」

『へぇ…面白い、ね？』

……あまり、わからないけど

ユウ「でも…それは全部……」

『悪役、でしょ？』

ユウ「ｯ…うん…」

『ここはきっと、悪役が集まる場所…
なんで私達が、ここに来たんだろう…』

ユウ「さぁ…」

『…私は、姉さん達にとって、悪役だったのかな
邪魔…だったのかな……』

ユウ「そ、そんなことない！
そ、その、前話した通り、ゲームだったから！まふゆちゃんの考えてることもわかってたの！
小夏ちゃんは邪魔じゃなかったよ！むしろまふゆちゃんにとって、とーーーーっても大切な存在だったんだよ！！」

『…でも、でも！』

それはただのゲーム…！

本当の姉さん達が考えてることはわからないじゃない…！

ユウ「大丈夫、大丈夫だよ
私が…小夏ちゃんを救うから」

『……ユウ、ちゃん…』

ユウ「うん、ユウだよ」

『ありがとう…』

ユウ「いいよ、推しのためならなんだってできる！」

『私と一緒にﾀﾋんで…って言っても？』

流石に、そんなことは言わないけど…

ユウ「んー…それは嫌かな
まだ小夏ちゃんと一緒に生きて思い出をたっくさん作りたいもん！」

『ふふ、そっか…
なんとなく、だけど、私もだよ』

ユウ「えへへ…
あ、時間だ…行こっか！」

『うん』