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子守唄/リンク ページ2
「え、A？」
まだ起きていたことに安堵しつつ、寝れないから子守唄を歌ってくれないかと頼む。
「何かあったの？」
「⋯⋯ほ、本を読んでたら怖くて寝れなくなっちゃって⋯⋯」
リンクはため息をついた後、ベットに寝転がり布団を叩く。
「ほら」
「⋯⋯ありがとう！！」
「ちょ、夜中だから静かに⋯⋯！」
ごめんと謝りつつも、防音対策されてるんだけどなぁなんて考える。
もしかしたら知らないのかも。もう今年で4年目なんだけどさ。
「♪────」
彼から紡がれる音楽は私の知らないうた。
言葉自体もよくわからない。けれどこれが、彼が生きたハイラルに伝わる子守唄なのだろう。
でも、どこかで、聞いたような
「⋯⋯おやすみ、A」
優しい声を最後に、私は夢の中へと沈んでいった。
自分の力で叶えて見せるんだ！/ガノンドロフ→←迎えに来てね、天使さま/ピット
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作者名：Y | 作成日時：2022年8月14日 22時
