転倒 ２２ ページ23
アラバスタから帰還後、センゴク元帥から罰として書類を課せられた私は廃人になりながらも書類を片した
『死ぬかと思った……』
海｢お疲れ様でした大佐。後は提出するだけですね！｣
『おう……行ってくるよ』
海｢お疲れ様です｣
自分の部屋を後にし、ノロノロとぼとぼ廊下を歩き元帥室を目指しているさなか、海兵の悲鳴が近くから聞こえてきた
ただ事ではないなと思い、重たい体に鞭を打ちつつ声の方へと向かう
近くの角を曲がると異様な光景が目に入ってきた。
そこには腕から血を流し床に座り込んでいる若い海兵と、その正面に立ち人差し指にベッタリと海兵のものであろう血をつけた男が立っていた
『…っ！！何をやっている！！！』
海｢た、大佐……｣
私は常に携帯している愛銃を男に向け問いかける
『なんの真似ですか。ここがどこか分かっているんですか？』
ル｢こちらのセリフだ｣
『今すぐ救護室へ行って……部下に何か用ですか？』
ル｢道案内をさせていただけだ。｣
『それだけでこんなことになるわけないでしょう』
ル｢オレは忙しいんだ。トロトロ案内されても時間の無駄だ｣
そんなことで攻撃したのか…と怒りを覚えつつも抑え、代わりに私が案内を買ってでた
特にこの男と会話をする訳でもなくお互い無言で歩いていく
元帥室へ向かう途中、疲れたなーとか書類早く出したいなーとかボーッと考えてたのが悪かった
疲れている私の足は廊下の段差にいとも簡単に躓き、転けてしまった
なんかもうここまで転けていたら
A は ころんで しまった !!
って某RPG風に表記していいぐらいだよね((
七武海招集の際と違い、思っいっきり転けてしまったが、床にぶつかる衝撃はなかった。代わりに首凄く苦しい…
チラリと目だけ後ろにやると、あの男が驚いた顔をしつつ私の服の襟を掴んでいた
『ぐ、ぐる゛じい゛』
ル｢…………｣
『ぐぇっ！！』
この男、私が苦しいって言ったら襟を掴んでいた手をいきなり離しやがった…
手を離してくれたおかげで私は無事床に不時着し痛かった
『……私、貴方のこと嫌いです！』
ル｢奇遇だな、オレもだ｣
床にぶつけたデコを労りつつ毒を吐くものの、男は飄々として返してきた……腹立つ。無駄にイケメンなのも腹立つ。なんかもう腹立つ。
その後も様々な貶しの言葉を適当に言ってみるもののサラリと流された。悲しい。
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ユキ - 新しすぎる！続きめっちゃ気になります！ (2023年4月7日 20時) (
レス) id: 6e27d813d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 凄い面白いです！！頑張ってください！ (2022年7月19日 21時) (レス) @page42 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
1106(プロフ) - わぁーーーｯｯｯｯｯ!!!!めちゃくちゃ続き気になります、、、 (2021年6月2日 22時) (レス) id: a6c9e7856a (このIDを非表示/違反報告)
Gin/4869(プロフ) - またるさん» ありがとうございます！！なかなか更新できておりませんが、頑張ります！これからも応援よろしくお願いします！！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 5553604ee9 (このIDを非表示/違反報告)
Gin/4869(プロフ) - rthyさん» 返信遅れて申し訳ございませんっ！！作者、大学の課題に忙殺されております…7月の前半に1度は更新致しますので、今一度お待ちをっ！！！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 5553604ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gin/4869 | 作成日時：2019年8月25日 0時
