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「好きになるな……か。」
正直、ちょっと好きになりかけていただけに
ショックだ。
思えば不思議だ
高校時代は毎日近くにいたジェジュンなのに
私は推しメンに夢中でそれ以外目には入らなかった
今はたまにしか会う機会がないのに、近くで真剣に仕事をする姿を目にすると
少しずつ彼に惹かれていく。
「でも……好きになったらセクハラなんだよな……」
それほど嫌われているのだ。私は。
そして私は好きにならない努力を始めることとなる。
・
まずは、一緒で仕事の時も意識なんて全くしていない風を装い
それ以外でも他に関心事が出来るようにアンテナを張った。
テレビで見る俳優さんやアイドルグループ
そして漫画や映画にも手を伸ばし
彼氏が居ない事も良くないなと思い、合コンや婚活イベントにも目を向けた。
……とはいえど、たまにでも顔を会わせるジェジュンのことを見れば
好意を完全に消すことは難しくて……
内田「最近ジェジュン君と話せてるな」
「はい。仕事なので」
内田「うちの会社の女の子達、ジェジュン君来ると騒いでるぞ？
良いのか？」
「へっ？別に良いですけど？」
内田「ふぅ〜ん。」
内田さんは何を知っているのか？
まさか、私の今の小さな気持ちに気付いている？
まさかぁ〜……。
午後からうちの会社にやってくるジェジュンを含む向こうの会社の担当さん達
最近は彼らが来る度に会議室の周りに関係のない女子社員が増えていることを私も気付いている。
しかし、私には関係のないことだ
だって、私には彼を好きになる権利は無いのだから。
そんなことを気にしている暇があったら、ひとつでも多く出会いの場に顔を出したいものだ。
そして、ジェジュン達が会議室にやってきて打ち合わせを始めた私たち。
私は仕事に集中して、早くこの時間を終わらせるように努めた。
その甲斐あってか、スムーズに打ち合わせも終わり
ジェジュン達、取引先さんも片付けをしながら
内田さんと雑談をしていた。
田中「最近○○が厳しくないっすか？」
内田「あ〜厳しいですよね〜」
田中「うちなんか別件で予算練り直しっすよ〜」
内田「えぇ！そりゃ大変ですね〜」
その横で、私もパソコンを閉じて資料をまとめていた
すると、内田さんと雑談をしていた取引先の社員さんが私に声をかけた。
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裕(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます(‐人‐)愛されたいですね〜(笑) (2022年1月19日 8時) (
レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - Mimiさん» 嬉しい♪ありがとうございます(‐人‐) (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 千衣さん» ありがとうございます(‐人‐)今回のも良かったら読んでみてくださいね！ (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきぽんさん» 大変お待たせ致しました(‐人‐)良かったら読んでみてください(^^) (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さまー！更新有難うございます！眩しい幸せそうなヒロインを見かけて、いつしか愛するようになって見詰めていたんですねーそして見守ってきた…。そして欲しいと思った…ここ！これ大事！恋われて愛されるって憧れます！全然、興味ない人からだと迷惑だけど(苦笑) (2021年8月18日 23時) (レス) id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2021年2月18日 16時
