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ジェジュンさんの個展の日がやって来た。
招待された日時に、私はいつもより少し綺麗めの服を着て
緊張気味で会場へと向かった。
招待されたのは初日の遅い時間で
あと1時間で閉まるというようなタイミングだった。
「こんにちは、ジェジュンさん」
会場に入ると直ぐにジェジュンさんの姿があり、何人かのお客さんと話をしていた。
JJ「あ！Aちゃん！来てくれてありがとう」
ジェジュンさんはいつもと違い、スーツ姿
髪もきちんと整えてあって、それはそれはモデルのような姿だった。
「あの、個展おめでとうございます。これ」
入り口に幾つも飾られたとても華やかな花
それとは比べ物にならないくらいちっちゃな花だけれど
ジェジュンさんをイメージするような淡い優しいお花を集めて小さな花束を作ってもらった私は
それを持って会場へとやって来たのだ。
JJ「ありがとうっ！嬉しいっ！」
こんなチープな花だけれど、とても喜んで見せてくれたジェジュンさん
少し、恥ずかしいくらい。
会場は思ったより広く、幾つも作品が飾られていた
それはとても大きいものや小さな額縁サイズのものまで。
「凄いですね！これ全部ジェジュンさんが描いたんですものねっ！」
JJ「あっは(笑)そう。全部僕が描いた」
「あ……ごめんなさい。アホなことを言ってしまって……」
JJ「ううん(笑)だって本当の事だから。案内するよ」
「はい」
会場では、いつも敬語なジェジュンさんはフランクになっていて
少しテンションが高めに感じた。
JJ「これは空で。公園で描いたもの」
「凄い！綺麗な青ですね！」
JJ「僕もこの青気に入っていて……で、こっちが」
「あぁ！あの川ですね！」
JJ「うん(笑)」
本格的な絵画が並ぶ場所を歩いて行くと、奥にはイラストが幾つも壁に並んでいた。
「あ！これってジャケットの！」
JJ「うん。こっちは奥田龍さんの本の絵」
「本当だ！私知ってますっ！これっ！」
JJ「本当！？(笑)」
「凄いっ」
自分の見たことがある絵も、実はジェジュンさんが描いたものだと知って驚く私を
ジェジュンさんはにこにこと笑いながら見ていた。
幾つもの絵に感動し、話をして笑いながら回っていると
いつの間にか会場には人気がなくなった。
「あれっ？もう閉館の時間じゃないですかぁ！私もう帰らなくちゃ……」
焦る私に、ジェジュンさんは言った
JJ「帰らないで。まだ居て。見せたい絵があります」
そう言うと、私の手を取りその場所へと向かった。
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裕(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます(‐人‐)愛されたいですね〜(笑) (2022年1月19日 8時) (
レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - Mimiさん» 嬉しい♪ありがとうございます(‐人‐) (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 千衣さん» ありがとうございます(‐人‐)今回のも良かったら読んでみてくださいね！ (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきぽんさん» 大変お待たせ致しました(‐人‐)良かったら読んでみてください(^^) (2022年1月19日 8時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さまー！更新有難うございます！眩しい幸せそうなヒロインを見かけて、いつしか愛するようになって見詰めていたんですねーそして見守ってきた…。そして欲しいと思った…ここ！これ大事！恋われて愛されるって憧れます！全然、興味ない人からだと迷惑だけど(苦笑) (2021年8月18日 23時) (レス) id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2021年2月18日 16時
