シャークんさんに ページ2
シャークんSide
『んん…ねむい…』
「もうちょっとで着くから…我慢して」
真昼間なのに隣で眠そうに車に揺られるのは俺の彼女、A。
実際に車で向かっているのは、Aがずっと行きたいと言っていたアクセサリーショップ。
少し高めの店で、中々連れて行ってやれなかった。だから、Aの誕生記念にここへ。
「ほら、着いた。降りてー」
『うっわぁ、高そ…』
彼女を降ろそうと隣を見ると、既に降りていて店を見上げていた。
見上げていたっていうのは、可愛いことに彼女の身長が149cmだから。
なんと俺は170cmであり、約20cmの差があって本当に本当に可愛すぎて辛い。
しかもワイテルズの中でも小さめな俺でもこんなに差があるもんだから、broooockと並んだ時の差がやばい。
可愛いな…なんて考えていると、彼女はもう店に入ってペアリングを選び始めていた。
『ねえ、これとかよくない？』
そう言って見せてきたのは緑とピンクの石が入っているペアリング用の指輪。
「…それもいいけどさ」
俺はそう言って彼女の薬指にあの指輪をはめる。
『え…！？』
「こっちの方が…良くない？」
そんな俺らに気づいたのか周りの視線が俺らに集中した。
「俺はきりやんとか、きんときみたいに頼りがいがあるわけじゃない。臆病で、ポンコツかもしれない。でも、お前を幸せにすることくらいはできる。」
そこで言葉を区切り、息を吸ってはっきりとその言葉を言う。
「だから、俺と結婚してください」
『はい、勿論です』
スマイルとかはもっとかっこいい言葉でプロポーズするんだろう。でも、俺は伝えたいことが伝わればそれでいい。
それくらい、Aのことが好きで、愛しているから。
俺には、それを直接言えなかった。
そんな俺が憎くて、悔しい。
プロポーズは成功したのに、実は愛を行動に移せていない俺は確かに臆病だな。
俺は、意を決して彼女の手を引いた。
「っ…///」
至近距離にある彼女の顔に、俺の顔をもっと近づけて唇を合わせた。
最初は彼女も混乱していたが、少しして状況を理解すると顔を真っ赤にしてしゃがみこんでしまった。
少しくらい、積極的になれたかな。
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夜流野 - 箱推しだから全部ずぎ〜好き過ぎるよー (2021年4月20日 21時) (
レス) id: d49918c900 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 初コメ失礼します！完結&出産おめでとうございます！男の子はやんちゃですが頑張って下さい！ (2019年8月17日 12時) (レス) id: a3ca138e2c (このIDを非表示/違反報告)
Lemon@サブ垢(プロフ) - 完結おめでとうございます！後、出産おめでとうございます！男の子ですか…可愛いんだろうな…男の子は大変だけど頑張って下さい！ (2019年8月15日 22時) (レス) id: 0b04e40fe2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーぷ - ななさん» ﾆｭﾜｱｱｱｱ(笑)ありがとうございます(笑) (2019年5月31日 20時) (レス) id: 72519425bc (このIDを非表示/違反報告)
なな - ﾆｭﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!(????)ｸｯ推しのきりやんが....カッコよすぎる....!!!(死) (2019年5月29日 16時) (レス) id: 6b24426cf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐれーぷ | 作成日時：2019年5月15日 19時
