生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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エ「おはようA！


……あれ？おーい、A〜？」


『んあ？およよ、エマいたのね


おはよう』


エ「どうしたの？ぼーっとして


もしかして怖い夢見た？」


『いや、めっちゃ良い夢だった』



何かこの会話デジャブ


夢の内容を思い出して放心してたのは事実だ


江戸の皆が夢に出てくるのはよくあるんだけど


何かね、今日は総悟との思い出だった


小さい頃に一緒に道場で近藤さんにしごかれて


ミツバさんに甘えて、馬鹿やって土方さんに怒られて…


そこまでは本当に思い出だった、“そこまでは”


急にカオスな展開になったのだ


18歳の私達がこたつに入ってのんびりお茶を飲んでると総悟が突然額にキスしてきたり


はたまた場所が花畑に変わってあいつが馬に乗って登場したりなど正直少女漫画というより笑かしてんのかという展開だった


思い出すと自然と頬が緩む


夢だから全く違和感感じなかったけど実際総悟があんなのだったらはっきり言って気持ち悪い←



エ「A何だか嬉しそうだね


どんな夢だったの？」


『ん〜何かえらくメルヘンチックな夢だったかな


花畑で花冠作ってたら馬に乗ったイケメンが現れて…』


ギ「それって王子様！？」


エ「そうなの！？」


『ギルダはともかくエマも乙女な一面あったのね、こういう話好き？』


エ「Aだから気になるんだ！」


『なるほどただの天使だったね』



自分の幼馴染みをイケメン呼びするのは変な気分だが実際あいつの顔は良い


エマとギルダが完全に女子会モードになって他の妹達も寄って来たけど一方で弟達は愕然としている


皆私の事大好きかよ←そうだよ))


あの二人の反応見てみたいなと思って二人の方見たら一番衝撃受けてそうだったや


ノーマン笑ってるけど目に光宿ってないしレイもいつもの真顔が更に真顔で最早無であった


やめなさいお姉ちゃんはこんな事で病むような子に育てた覚えはありません！←



「王子様どんな人だったのー？」


「Aもドレス着てたの？」



少年達のリアクション的にこれ以上話すのは良いのかと躊躇うが純真無垢な少女達が可愛いので半分冗談半分事実な夢を語る事にした


勝手に王子にした事を許せ総悟



『水色のドレス着て一緒に白馬に乗った』


「「「きゃー！！」」」


「「嘘だね/な」」


『聞こえてるぞそこ


嫉妬も見苦しいでちゅね〜』


レ「あ”？」



めっちゃキレてて草


ノーマンはとりあえず何か喋ろう？怖いから

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