promise 4 (ページ6)

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コーヒー7個とマンゴースムージー1個を4個用のドリンクホルダーにセットしてドンファさんが両手に持った。

A『え？私持ちます！』

ﾄﾞﾝﾌｧ『じゃ…これよろしく(笑)』

A『ぇ？』

渡されたのはトリプルベリースムージー1つだけ…。

ﾄﾞﾝﾌｧ『少しくらいなら飲んでもいいよ(笑)』

A『え！？飲みませんよ！お客様のドリンクですよ？』

ﾄﾞﾝﾌｧ『気にしない気にしない(笑)』

気にします…。

気にしてください…。

お客様のドリンクを勝手に飲むスタッフなんて考えられない…。

ﾄﾞﾝﾌｧ『俺の車で行くけど大丈夫？』

A『？？？』

ﾄﾞﾝﾌｧ『乗りたくなかったらタクシーにするけど』

A『大丈夫ですけど』

ﾄﾞﾝﾌｧ『良かった(笑)さ…どうぞ？』

助手席のドアを開けてくれるドンファさん。

A『ありがとうございます』

ﾄﾞﾝﾌｧ『どういたしまして。出発するよー』

A『お願いします』

道中ドンファさんはご機嫌だった。

そして到着したのはテレビ局？

ﾄﾞﾝﾌｧ『パス貰ってくるから待ってて』

A『はい…』

受付でパスを受け取り中に入っていく。

綺麗な人と何人かすれ違いオッパの生きる世界を初めて見た。

こんなに綺麗な人が沢山いるのにどうしてオッパは私なんかと…。

今更ながらそんなありきたりな疑問。

ﾄﾞﾝﾌｧ『やっぱりAちゃんは凄いねー！』

A『え？』

ﾄﾞﾝﾌｧ『さっきすれ違ったのは今人気のアイドルの子達だけどAちゃんの方が断然可愛い』

A『……絶対ウソですね』

ﾄﾞﾝﾌｧ『本当だよー！ほら！あそこにいる人ずっとAちゃんのこと見つめてる』

A『物珍しいだけですよ。こんな普通の』

ﾄﾞﾝﾌｧ『もう！自信持って！Aちゃんは誰よりも可愛いくて性格もいい！だからアイツが夢中になるんだよ？』

アイツ…オッパのことね…。

こんな所で名前を出せばすぐにバレるからドンファさんは絶対にオッパの名前を口に出さなかった。

それにしても…誰に届けに行くのか教えてほしい…。

聞いても知らないけど…。

上得意様なら名前は知っていないと…。

A『あの…。上得意様のお名前だけでも教えてください…。私本当に芸能人の方を知らないので失礼があっては…』

ﾄﾞﾝﾌｧ『大丈夫(笑)見たことあるし、名前も知ってるから』

はい？

ﾄﾞﾝﾌｧ『ここだよ』

辿り着いた部屋。

ドアには『SUPER JUNIOR様』という紙が貼られていた…。