194 EH side ページ47
A『でも…』
EH『俺が隣にいるしヌナもいるから大丈夫。両親もAに会うの楽しみにしてるから』
A『お休みは確定してるの？』
EH『うん。確か日本から午前中に帰ってきて3本取材があって…夕方くらいに終わって翌日オフ』
A『ん…』
EH『やっぱり嫌…？』
A『まさか！緊張はするけど…』
EH『ヌナがAのことを話してるみたいだけどAの魅力は会うと一番伝わるからって(笑)』
A『何それ…』
EH『それよりヌナと日本に行くの？』
A『うん！何か日本語がわからないから一緒に行こうって(笑)来月◯日に行ってくるね！』
何だそれ…。
A『ホテルじゃなくても実家にって思ってオンニに話す前にオッパが…』
EH『でも東京じゃなくて大阪じゃないの？』
A『そうなの？』
EH『その日は大阪でライブだから』
A『え？』
EH『さっきヌナが同じホテルなら会えるでしょって言ってたから大阪だよ』
Aはビックリしているのか言葉が出てこないみたいだ。
EH『Aはホテルとらなくていい。俺の部屋に泊まるから』
A『ダメ』
え…。
まさかの拒否…？
A『オッパはお仕事で日本に行くのに私が同じ部屋にお泊まりするなんてダメ。それはELFさんに失礼』
EH『仕事だけどライブが終わればプライベート』
A『そうかもしれないけどダメ。どこで誰に見られるかわからないから嫌よ』
EH『見られないように』
A『嫌よ。もし見られてオッパの事が大好きなELFさんが悲しむのは絶対に嫌』
EH『俺も悲しませたくないけどAと同じホテルにいて会えないのは嫌だ』
A『一生会えない訳じゃないでしょ？今までも』
EH『俺と過ごすよりヌナ達と過ごしたいの？』
A『それとこれは別でしょ？』
何かイライラしてきた…。
EH『別じゃない。会わなくて平気ならAは俺のことそんなに愛してないってことじゃん！』
A『愛してるから我慢することもあるでしょ』
EH『Aが我慢することない』
A『はあぁぁ…』
……なに？
そのため息。
EH『俺は』
A『私と違ってオッパは有名人なのよ？韓国だけじゃなくて世界中にオッパの事が大好きな人がいるのよ？仕事先にまで恋人を連れてきたなんて知られたら嫌な想いをするわ。ずっとオッパに会いたくてワクワクしているELFさんの気持ちを優先するのが当然じゃないの？私はELFさんを愛してるオッパを愛してるの』
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作者名：☆夢叶信☆ | 作成日時：2018年8月22日 15時
