promise 4 (ページ38)

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HC《美人オッパ、朝よー♡起きて♡》

はい？

HC《復唱》

A『お…起きましたね』

HC《まだ起きてないから復唱》

嘘つき！！

A『オッパの朝食の準備をするので』

HC《言わねーと今日アイツを苛めるぞ》

何それ！

HC《大切な彼氏が苛められてもいいのか？》

もう完璧に起きてるじゃない！

HC《俺は本気だぞ？》

A『美人オッパ。朝よ。起きて』

ほぼ棒読みになってしまったけど言った。

HC《お嬢。気持ちを込めろ。ポイントは甘く語尾にハートを付ける感じだ。復唱》

A『も…もう言いましたよ！』

HC《棒読みだったじゃねーか。復唱》

A『棒読みでしたけど言いました…。オッパのこと苛めないでください』

HC《あんな言い方で？最後に大好き♡も付けて復唱》

…………。

も…もう言うしかない…。

A『美人オッパ♡朝よ♡起きて♡大好き♡』

EH『何言ってるの？』

(￣□￣;)!!！

HC《最高(笑)》

わ…笑い事じゃなーい！

最高でもなーい！

EH『貸して』

A『はい』

EH『人の彼女に何を言わせてるの！？二度とヒョン…って切れてるし！』

怖いよー(ToT)

EH『A…』

A『はい…』

EH『説明して』

A『はい…』

どんな流れであんな事になったのかを説明するとオッパは呆れていた。

EH『もう二度とヒョンなんて起こさなくていい』

A『私ももう嫌…』

朝から疲れたよ…。

EH『ヒョンには俺から言っておくから』

A『うん。お願いします』

朝食の準備…ってもう7時半！？

EH『トーストだけでいいよ』

A『すぐ準備するから』

冷蔵庫から卵や野菜を出す。

EH『ヒョンのせいだから何か買ってもらうからいいよ？』

A『オムレツならすぐにできるから』

EH『じゃ…コーヒーとトーストは俺がやるから火傷しないように気をつけてね』

A『ありがと』

7時40分…完成。

何とか食べる時間もある。

EH『14時には終わるから。Aはオフだよね？』

A『うん』

EH『ダニエル達を迎えに行くの？』

A『行かないよ』

EH『何で？』

A『断られたから』

EH『まあ、Aが迎えに行くとあの二人メチャクチャ恐縮しちゃうか…』

A『私は気にしないのに…』

EH『Aは気にしないかもしれないけど仕える二人からしたら気にするよ…ってヤバい！』

時計を見ると5分前…。

EH『行ってきます』

A『いってらっしゃい』

慌ただしくお仕事に行くオッパを見送った。