promise 4 (ページ36)

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EH『お義父様、こんばんは』

お義父様と話をしながら立ち上がるとAが不思議そうに見てきた。

気付いてはいるけど…何も言わずにリビングを出て仕事部屋に入った。

父《こんばんは。遅くまで大変だな》

EH『僕は慣れているので大丈夫ですが、Aさんに寂しい思いをさせてしまって申し訳ないです』

父《Aも納得しているだろうから気にすることはない》

EH『そう言っていただけて安心しました』

父《それであれから交際は認められたのか？》

EH『はい。今日事務所から連絡がきて認めてくれました。お義父様のお陰です。ありがとうございました』

父《私が言える立場ではないがAとヒョクチェくんを別れさせようとしていると聞いて許せなくてな》

EH『まさかお義父様に連絡をしているとは思いませんでした…。本当にすみませんでした』

父《少しだけ脅してしまったが…ヒョクチェくんの立場は悪くなっていないか？》

EH『大丈夫です』

父《もし少しでも立場が悪くなったのなら次こそはヒョクチェくん、キミから相談をしてくれよ？》

EH『はい。ありがとうございます』

父《Aにはもう言ったのか？》

EH『いえ…まだ』

父《なに！？まだ言ってないのか！？》

EH『はい。明日の朝渡す手紙に書くので』

父《一緒に住んでいるのに手紙…？でも今隣にAがいるだろう？》

EH『知り合ってすぐの頃から何か記念に残しておきたい事は手紙に書いて伝え合うのがAさんのルールみたいなので(笑)今は仕事部屋にいるので大丈夫です』

父《すまないな…。昔からAは変なルールを作ってしまうらしい…。ヒョクチェくんも大変だと思うがもう暫く付き合ってあげてほしい》

EH『いえ。僕も楽しんでいるので大丈夫です』

父《そう言ってくれると親として嬉しいが…無理はしないでくれよ？》

EH『はい』

父《あまりヒョクチェくんを独占しているとAが怒るだろうから戻ってやってくれ》

EH『はい(笑)』

リビングに戻ると完全に拗ねていた(笑)

A『長い！』

父《あとはヒョクチェくんに任せた(笑)またいつでも連絡してくれ》

EH『はい(笑)失礼します』

さて…どうしようかな…。

EH『Aちゃん』

A『リビングから出て行かなくてもいいでしょ…？』

EH『ごめんね？寂しかった？』

A『何を話していたの？』

EH『仕事の事で相談してただけだよ？』

A『お父様にオッパのお仕事の相談？』

メチャクチャ疑ってる(笑)