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何だかオッパの様子がヘンだけど今は眠たくてそれどころではない…。
A『お礼言えなかったな…』
EH『また言えばいいよ』
A『うん…。シャワー浴びてくるね…』
眠たい…。
でもサッパリしたい…。
私の中の格闘の末、シャワーが勝った。
EH『危ない！』
何もない所で躓いて転びそうになった私を助けてくれた。
EH『危ないからシャワーは明日にしな？』
A『んー。ん？何これ？』
床に落ちているもの。
拾ってオッパに渡すと固まっていた。
A『オッパ？』
EH『違っ！これはヒチョルヒョンが勝手に渡してきて！』
A『ん？ヒチョルさん？』
EH『そう！ヒチョルヒョンが勝手に！俺はそんなつもりないから！』
何をそんなに焦ってるのかはわからないけど…。
A『よくわからないけど…これ何？』
EH『え……？』
A『キレイな色だね♡水風船？でも変わった水風船ね。韓国のはこういうのなの？』
EH『え？』
？？？
A『オッパ？』
EH『あ…。いや…』
A『明日もっと買ってきて友美と遊ぼうかな…。どこで売ってるか聞いておいてね♪』
EH『だだだだダメだよ！』
A『家の中では遊ばないよ？』
EH『そ…そういうことじゃなくて……』
A『オッパ？ヘンだよ？』
EH『……んぐ』
ん？
A『ごめんね…聞こえなかった…』
EH『これ避妊具！愛の確認の時に使うやつ！』
…………ぇ！！？
EH『ヒョンが変な気を使ったみたいで帰りに無理矢理渡されたの！』
えーーー！？
EH『俺はAの気持ちを一番大切にしたいから…こんなのを使う為の行為はしなくてもいい…。そんな事をしなくてもAの愛は伝わってるし…俺の愛も伝えてるつもり…。それに…そんなことがしたいから付き合ってる訳じゃないし…』
オッパ…。
オッパと愛の確認をしたのは…あの時だけ…。
あの日から会ってもオッパはキスだけだった。
私が嫉妬したあの日も結局確認することもなかったし…。
EH『A…ビックリさせてごめん…』
A『大丈夫…。初めて見たからビックリしただけ…』
EH『え？初めて？今までどうしてたの！？』
え……。
EH『あ……ごめん…。デリカシーなさすぎた…』
A『シャワー浴びてくるね…』
EH『危ないから』
A『もう眠気も飛んでいったわ』
EH『ん…ごめん』
項垂れるオッパを可愛いと思った。
オッパはいつも私の気持ちを優先してくれるけど…本当はどう思っているのか気になった。
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作者名：☆夢叶信☆ | 作成日時：2018年8月22日 15時
