58 EH side ページ9
友美『さすがオッパです』
さっきから謎のワードばかり聞いている気がする…。
友美『完璧すぎる模範解答です』
???
友美『おめでとうございます』
EH『あ…ありがとうございます?』
よくわからないけど…。
友美『やっと出会えた…。Aのバックを見ずにA自身を本気で好きになった人に…』
なに?
なんのこと?
友美『Aの家族のこと知ってますか?』
EH『いや…聞いたことない…』
友美『おじ様は日本でも有名な企業の会長です。Aは筋金入りのお嬢様ですよ』
EH『は!?』
A『んーー』
やばっ!
起こしちゃった!?
友美『起きてないですよ』
ホッ…。
友美『ちなみにA専属のお手伝いさんも数名います』
………。
友美『そんなお嬢様だから…Aの家のお金を狙って近付いてくる奴が多かったんです』
な…なるほど。
友美『昔からおじ様に頼まれていて…Aに寄ってくる男の人の面接をしてるんです』
なんか…凄い人を好きになった…?
友美『本心で言ってるのか、口先だけなのか見極めるのは私の特技です(笑)オッパからは嘘偽りのない本心ばかり聞こえてきました。これで私の仕事は終わりです(笑)もう面接することもないと思うので。オッパが最後の人です。やっとAの親友に徹することができます(笑)』
EH『はあ…お疲れ様でした…』
なんだそれ!
自分でもよくわからない返しをしてしまった!
友美『あ。面接の事Aは知らないので秘密ですよ?』
EH『はい…。ところで何人面接してきたの?』
友美『100人は超えてますよ(笑)』
まさかの100人超え!?
友美『お仕事は何時ですか?』
EH『7時過ぎに迎えがくるけど』
友美『あと1時間くらい大丈夫ですか?』
EH『うん』
友美『じゃ…ゆっくりしていってください。私はリビングにいますから』
EH『え?』
友美『オッパの恋を応援しますって言いましたけど?』
EH『いや…あの…。すぐ戻るから家に行ってきてもいい?』
友美『準備ですか?』
EH『いや…。手紙を書きたくて…』
友美『どうぞ(笑)』
EH『ありがとう』
慌てて戻り紙、封筒、ペンを取りまた戻る。
熱が下がったのか穏やかな寝顔のAを見ながら手紙を書いた。
そして家を出るまでずっと頭を撫でていた。
7時。
EH『A。好きだよ。行ってきます』
寝ているAに伝え友美ちゃんに手紙を託して…仕事に向かった。
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☆夢叶信☆(プロフ) - mimiさん» おはようございます。コメントありがとうございます(*^^*)mimi様の作品是非読ませていただきます! (2018年10月23日 7時) (レス) id: abec9c0c40 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!久しぶりに心が温かくなるヒョクのお話を読みました!ありがとうございます!良かったら私の作品も読んでみていただけたら嬉しいです^ ^これからも頑張ってください! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんにちは! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢叶信☆(プロフ) - りんさん» 空港ネタ…いただいちゃいました(///∇///)ありがとうございます! (2018年7月13日 12時) (レス) id: 20a2b30bcb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒョクちゃんも頑張って!ヒロインちゃんの気持ちが大切(o^^o) (2018年7月12日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆夢叶信☆ | 作成日時:2018年6月16日 17時